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水沢林太郎、狙うは最年少のダブルタイトル!『17.3 all about sex』と人生初の壁とは?

水沢林太郎、狙うは最年少のダブルタイトル!『17.3 all about sex』と人生初の壁とは?

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水沢林太郎 ロングインタビュー メンズノンノモデル

ファッション愛が目覚めたのは、小学6年生!

2019年、メンズノンノ史上最年少の16歳で専属モデルに選ばれ、メンズノンノ本誌のみならず、映画やドラマでも活躍中の水沢林太郎。物心がついたときから、クラスでも1、2を争う高身長だったという。小学6年生で急激に背が伸び、新しい服を探すようになったのがきっかけで、ファッションに興味を持ち始める。


「着ていた服がすべて入らなくなってしまったんです。それまでは買い与えられたものを着ていたのに、なぜか突然、こういう服が着たい!と感じるようになったんですよ。誰かに憧れて、とか、ファッション誌も読んだことがなかったので、不思議なんですけど。今も、ふとトータルコーディネートが頭に浮かんだりすることがあって。思えばファッションは元々好きだったのかもしれません」

「両親、とくに父親がファッションが大好きだから、その影響もあるのかな。そんな父親から中学生のときに芸能界入りを勧められて、そのときに、モデルという存在を知りました。中学生なんで、とくに深く考えず、服がたくさん着れて楽しそう!みたいな感覚でした(笑)。そうしたら父親が俄然やる気を出して、芸能事務所に応募し始めたんです」

モデルを目指したはずが、俳優に!?

熱心な父に勧められ、芸能事務所のオーディションを受けるように。当時はまだ、それがその後の人生を大きく変えるとは思ってもいなかったと言う。「言われるがままオーディションを受けていたら、運よく、現在の事務所に合格しまして。すぐに、演技レッスンを受け始めたんです。ただ、僕はモデルになる気満々だったので……なぜ演技を勉強するんだ?と疑問を抱きながら通っていました」

「そうして1カ月も経たないうちに、初めて、ドラマのオーディションを受けることになったんです。それが、綾瀬はるかさん主演の『奥様は、取り扱い注意』でした。当時の僕は、俳優になる予定なんてなかったけど、オーディションで選ばれることにやりがい、楽しさを感じたんでしょうね。合格したときは、それまで感じたことのない喜びと達成感がありました」


刺激的な初のドラマ撮影は、ほとんど記憶になし

2017年8月に演技レッスンに通い始めてから、わずか2カ月後にドラマデビュー。撮影前は新人がゆえに緊張よりもワクワクが勝っていたというが、撮影当日のことを思い出そうとしても、ほとんど記憶がないと言う。「いざ現場に行ったら、想像を超える数の人がいた。そんなに大勢の前で芝居をしたことがなかったので、頭の中が真っ白になりました」

「“やるしかない”という一心で挑んだのは覚えているんですけど、それ以外の記憶がほとんどないんです。きっと、相当、緊張していたんだと思います(笑)。唯一覚えているのが、撮影が無事に終わったとき。みんなでひとつの作品を作るって素敵だな、すごく素直に、そう思ったんですよね」

芝居の楽しさに気づいたのは、俳優2年目

それを機に「俳優としてがんばってみよう」と思い、嫌いだった演技レッスンにも精力的に通い始めるように。『THE GOOD WIFE / グッドワイフ』、『ココア』、『都立水商!〜令和〜』などの話題作に続々と出演するなか、彼の役者魂に火を点ける作品と出会う。

「本気で芝居に向き合いたい、と思うきっかけとなったのが、2019年10月から放送された『俺の話は長い』。それまでは、正直、芝居についてそこまで真剣に考えないでやってこれちゃった部分があって。だけど、この作品の撮影あたりから、芝居がまったくできなくなってしまったんです。台詞が頭に入らないし、簡単な台本上の動きも、なにひとつできなくなってしまった」

「ずっと悩んでました。現場に入ってからも、同じような状況が続きました。すると、監督さんや助監督さんが、丁寧に台本の読み合わせをしてくれたりして。それがなかったら、たぶん途中で投げ出していたでしょうね。いろんな方に支えていただいて、やっと少し抜け出せるようになって、もっと頑張らなきゃ、と思えるようになった。正直、あの作品の現場を超えるものはいまだにありません」


学んで、考えて、練習して。芝居をいちから学び直す日々

「勉強も部活も、なんとなくやればそれなりの結果を出せてきた」という水沢。人生初の壁にぶち当たった16歳の秋は「二度としたくない」ほど辛かったが、それがなかったら今の自分はない、と断言できるほど実りの大きな経験に。「ドラマを終えて、基礎から芝居を学びなおしました。滑舌とか、発声とか……ふり出しに戻るもどかしさが加わって、本当に辛かったです」

「自分で思う“正しい芝居”をしては、先生にアドバイスをもらって、考えて、もう一度やってみる。それをひたすら繰り返しました。そのうち、ああ、芝居に正しさなんてないんだな、と気付けた。完璧に納得できる芝居なんて今も未来もできないのだから、今自分ができるベストを尽くせばいい。そう気付けて、やっと暗闇から解放されました」

16歳、ついに『メンズノンノ』専属モデルオーディションに挑戦!

役者として、そして人生初の壁にぶち当たっていた最中、奇しくも当初の目標だったモデルのオーディションの話が。「ぶっちゃけ、“え、受けられるの?”というのが最初の感想でした。当時の僕は、それどころじゃなかったんで……。でも家に帰って改めて考えたときに、やってみたい、と思い挑戦することにしました」

「合格を知ったのは、仕事の帰り道。ちょうど駅の改札を出るところで電話が鳴り、“受かったよ!”と報告を受けました。家に帰って報告した両親の歓喜する姿を見て、やっと“ああ、僕はモデルになれるのか”と実感がわきました(笑)」


モデルの仕事は新しい自分を発見できる

モデルから俳優の道へと進む多くのメンズノンノ専属モデルとは対照的に、俳優からキャリアをスタート。そのせいか、モデルとしての仕事は「楽しさしかない」と断言する。「俳優としての仕事とは、まったくの別物ですね。現場の雰囲気はもちろん、自分の見せ方も。幸いまだ、モデルとしては壁にぶつかったことがないので。誌面が完成するたび、普段とは違った自分が見れて新鮮です」

「なにより、同期ふたり(野村大貴豊田裕大)の存在が嬉しいですね。僕はドラマの撮影現場でも、学校でも、あまり友達がいないタイプなんですよ(笑)。仕事からプライベートまで、幅広い話題で語り合える友達ができたような感覚です。毎回新しいスタッフの方とお仕事できるのも、ロケでいろいろな場所に行けるのも嬉しい。自分にとっては、オフタイムの楽しさに近いって言ってもいいくらいの感覚です」

高校と仕事の両立は問題なし。むしろ、仕事がなかったら嫌

現役高校生として、モデル、そして俳優として活躍する日々が続くが、勉強との両立は疲れるのではないか。「モデルも俳優も好きでやっていることなので……どんなに忙しくても、辛いと思ったことは一度もないですね。僕にとって、仕事をしている時間が最高に楽しいんです」

「これまで何に対しても情熱を抱けなかった自分がここまで夢中になれるのは、奇跡に近い。だからこそ、お芝居で悩んだ時期も、“諦めたら終わりだ”という気持ちで頑張れました。結果、今思い返せば、それすらも楽しかったですし。反対に、もしモデルとしても俳優としても楽しめない時期が訪れるのは、恐怖ですね。少々極端ですが、そうなったときは引退するんじゃないかな」


『17.3 about a sex』の朝日悠はこれまでで一番難しい役だった

2020年に出演したドラマのなかでもっとも話題を呼んだのが、ABEMA ドラマの『17.3 about a sex』。ティーンの性事情や現代らしいジェンダー観点を取り上げたストーリーは幅広い世代から厚い支持を受け、ネット配信ドラマとしては異例の注目度の高さを誇った。本作で水沢は、ミステリアスな男子高生・朝日悠を好演。人気が急上昇し、『ViVi』の「国宝級NEXTイケメンランキング」10位に抜擢された。

「インスタグラムのフォロワー数など、これほど反響を顕著に感じたことはなかったので、驚きました。あれは僕じゃなくて、朝日悠がかっこいいんです(笑)! とはいえ、たくさんの方に知ってもらえて、ありがたい限りです。朝日悠の役は、演じるのに一番苦労したので……報われますね」

「まず、あの役の声って、かなり無理して上げてるんです。僕は声が特段低いほうなので、ずっと裏声を出しているような状態でした。それから、朝日悠という人物像もまったく理解できなかった。撮影中もずーっと、“こいつ、何考えてるんだろう”って悩んでて。やっと本質が見えてきた!と思えたときには、撮影も終盤。あの段階から演じられたら、もっとうまくできたのにな、と悔しい思いをしました」

続編を望む声が絶えないが、可能性は?「有り得なくないのでは⁉︎ ただ、咲良が十分な知識を得たので、もう朝日の出る幕はないですね(笑)。もし万が一、呼んでもらえるのならば、今度はちゃんと納得するような朝日を演じたいです!」

最年少のダブルタイトル獲得が目標

小学生のときにはインラインスケート、中学生のときにはダンスを習い、休日は読書やギターの自己練をして過ごすなど、多趣味で多才な一面も。

「これらも父親から、“表現の幅が広がるからやれ”と言われまして。確かに、本を読んでいたおかげで、仕事でお会いする方たちときちんとコミュニケーションが取れるのかな、と。ギターはハマっていて、オフの日なんかは気づくと、5時間くらい弾いていることもあるんです」


「いつか、ミュージシャンの役はやってみたいですね。基本は来るもの拒まずというか、いただけるなら、どんな役でもやりますが(笑)。2021年はこういう役、とかこういう作品、っていう以前に自分の中で芝居を安定させることが最優先。ここで自分らしい演技を身につけて、もっとたくさんの人に僕の存在を知ってもらえたら嬉しいです」

「モデルとしては表紙を飾りたい。最年少モデルと最年少カバーのダブルタイトルを獲得したいです。豊田くんと野村くん、ぐいっと差をつけていくんでよろしく!(笑)そして次こそは、NEXTじゃない『国宝級イケメン』に選ばれたいですね。……意外とそういうところ、根に持つタイプなんですよ(笑)」

水沢林太郎(みずさわ・りんたろう)●2003年2月5日生まれ、埼玉県出身。研音所属。2017年10月に「奥様は、取り扱い注意」でドラマデビューを果たす。以降、数々のドラマ&映画に出演。2019年、第34回メンズノンノモデル オーディションで準グランプリを獲得し専属モデルとなる。

Photos:Taichi Chiba  Text:Ayano Nakanishi

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メンズノンノモデルロングインタビュー

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