▼ WPの本文 ▼
クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続きスズキ ジェンマに乗る間山 駿さんが登場。バイクのある日常について聞いた。


パワーこそないジェンマだけど
数字では測れない楽しさがある
「以前乗っていた400ccのスクーターと比べると、ジェンマはパワーこそ控えめ。アクセルを回せば立ち上がりは穏やかで、もちろん“ピーキー過ぎて……”なんてこともありません(笑)。重心が低いおかげか、高速域やコーナーでも走りに安定感があって、自然とリラックスして乗れるバイクなんですよね。さらにシート高の低さも相まって体感速度が速く、制限速度内でも安全にエキサイティングな走りが楽しめる。決して荒々しいわけじゃないけれど、独自の加速感と、心地いい乗り味がクセになる相棒です」(間山さん)

ただの移動手段だったバイクが
気がつけば相棒のような存在に

「もともとは足として乗り始めたバイク。そこに強いこだわりがあったわけじゃないけれど、いざ手にしてみると、愛着は増すばかりで、もうこのジェンマがない生活は考えられません。ルックスに惚れて、乗り味にハマって、気がつけば相棒に。派手な加速も、特別な目的もいらないけれど、こいつでのんびりと街を流す時間が何よりの息抜きです。閑散とした夜の日本橋や銀座を走っていると、気分は完全にネオ東京。僕が一番かっこいい瞬間かもしれません(笑)」(間山さん)


映像作家
間山 駿 さん
ポップカルチャーをルーツに、独自の世界観をフィルムに落とし込む気鋭の映像作家。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

▲ WPの本文 ▲
俺たちの“ノリモノ”語り!