▼ WPの本文 ▼
クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続きフィアット パンダに乗る川野祐輝さんが登場。マイカーの購入で変わった暮らしとは。


行動範囲から人間関係まで
パンダが広げてくれた!
クルマを買って変わったのは、週末の過ごし方。今までは都心で完結してたけど、ちょっと足を延ばして郊外の銭湯や古着屋に行くようになりましたね。電車だとおっくうになってしまう場所も、クルマなら気軽にアクセスできる。気になったお店を見つけたら、そのままふらっと向かえるのが最高ですね。それに、パンダというニッチなクルマに乗っているからこそ、同じ車種に乗ってる人と自然と繋がることもあって。駐車場で声をかけられたり、SNSでオーナー同士の交流があったり。大好きなクルマを通じて、新しいコミュニティができるのも楽しいですね。移動手段を超えて、ライフスタイルそのものが変わった気がします。あとはクルマに乗りたいという思いでお酒の量が減ったせいか、体調も絶好調かも(笑)

機嫌が悪くなることも多いけど
手がかかるほど愛おしく思える

「正直、このパンダはトラブルも多いです。納車から1週間も経たないうちに、マフラーの故障で入院。さらにエンジントラブルで突然止まってしまったこともあります。最初は“え、こんな壊れるの!?”ってびっくりしましたけど、不思議と嫌にならないんですよね。手がかかるほどかわいいっていうけど、その気持ちが少し分かるようになりました。大丈夫かなと心配しながら乗っていると、だんだん愛着が湧いてくる。だからこそ、メンテナンスは欠かせない。調子が悪くなったら直して、また走る。そうやって心と懐に余裕を持って付き合いながら、長く乗っていきたいです」(川野さん)


会社員
川野祐輝 さん
ファッションやインテリアが大好きな会社員。メンズノンノのルポ企画でも活躍する!
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

▲ WPの本文 ▲
俺たちの“ノリモノ”語り!