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髙橋優斗「どんな時も、自分を奮い立たせて楽しんでいかないともったいない!」【ウィークエンド・インタビューズ 第43週】

髙橋優斗「どんな時も、自分を奮い立たせて楽しんでいかないともったいない!」【ウィークエンド・インタビューズ 第43週】

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編集部が気になる人に会いに行く連載「WEEKEND INTERVIEWS」。第43週は、昨年11月にYX factory株式会社(現 横浜バニラ株式会社)を設立し、代表取締役社長CEOに就任した髙橋優斗さん。昨月22日には横浜発ギフトスイーツブランド「横浜バニラ」の第一弾「塩バニラフィナンシェ」を発売。スタートアップ起業家として横浜から世界をめざす髙橋さんが、仕事と向き合ううえで大切にしていることは? 「塩バニラフィナンシェ」発売が目前に迫った2月上旬、たっぷり話を聞いてみた。

“自分の選んだ道を正解にする”
というマインドはずっと変わらない

髙橋優斗 海

──横浜バニラ株式会社が取り組んでいる事業について、改めて教えてください。

横浜発のスタートアップ企業として、横浜を軸に世界をめざしています。今は横浜の新定番みやげとなることをめざし「横浜バニラ」ブランドの「塩バニラフィナンシェ」の発売に向けて準備をしています。

──髙橋さんは代表取締役社長CEOとしてどのような仕事をしているのか、具体的な業務内容を教えてください。

細かいところから全部やっているので一言で伝えるのは難しいのですが、わかりやすいところで言うと今は商品開発ですね。「塩バニラフィナンシェ」をどんな味や見た目にしたいか、それを食べてどのように感じて欲しいのか、パッケージの材質やデザインはどうするか、希望の商品を実現するために予算はどう使うか。商品が完成したら店舗さんとの契約を結んで、販売のマニュアルや衣装を考えて、発売に合わせたプレスリリースも書こう…など。世の中に出すものはすべて確認しますし、そこに契約書のチェックなどのバックオフィス的な業務ももちろんあって、本当にすべてをやっているという感じです。
限られた時間の中でそれらをこなしていかないといけないから、スケジュールを組むのが難しくて。どこかでスケジュールが崩れると、下手したら商品が発売できなくなってしまうことにつながってしまう。立ち上げなので、やらなければいけないことが多いのが大変ではありますね。

髙橋優斗 バストアップ

──起業に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

漠然と、将来的に起業をしたいなとはずっと思っていたんです。なんとなく18~19歳くらいから趣味程度で勉強もしていました。親戚に起業している人が何人かいたり、芸能界に入ってからも事業をやっている方に会う機会が多かったりする中で、そういった人たちの発言には経験が物語る納得感、“生きる力”がすごくあると思ったんです。自分の組織を持って、自分のやりたいことを自分の責任を持ってやっていくというのがかっこいいなと。そういった人と関わっていくうちに、僕も自ら勝負していける、生きていく力が欲しいと思ったんです。もともとは40歳~50歳くらいで起業できればなと考えていたのですが、いろいろなタイミングを踏まえて、昨年起業をしました。

──なぜ、おみやげ業界に参入しようと思ったのでしょうか?

まず軸としては「横浜発のスタートアップ」ということがあり、その中で何やりたいかを考えました。子供の頃からサービスエリアが好きだったり、様々な地域に行くことが多かったりする中で、旅先でおみやげを買うという行為がワクワクして好きだったんです。おみやげって旅の最後の思い出、もっと言えばその街の最後の印象になるものじゃないですか。僕が思い描く理想図は、横浜に来てくれた人に「横浜バニラ」ブランドの商品を旅の最後に買っていただいて、持ち帰って大切な人に渡してもらうこと。その大切な人と一緒に「横浜バニラ」を食べながら横浜の素敵な思い出を語ってもらいたい。そうして次はその人と一緒に横浜に来て、素敵な思い出を増やしてほしい。そんなループができれば、横浜という街をもっと多くの人に好きになってもらえるんじゃないかなと思います。

髙橋優斗 全身

──プロダクト作りの中や、お客さんに商品を届ける過程で、1番大切にしていることは?

“自分自身が商品の熱狂的なファンになる”というのはすごく大事にしています。特殊なスタートではあるからこそ、「名前を使えば売れると思ってるんじゃないの?」と言われるような商品には絶対にしたくない。僕自身が「マジでうまいんですよ!」と自信をもって言えるものにしないといけないなと。今後もそれは僕の軸になっていくと思いますし、自分が納得できないものは出さない、出せない、そういう覚悟でいます。

──新しいことを始めるには少なからず不安や怖さがあると思います。その中でも新しい世界に踏み出す、起業をするという決心に至った経緯を教えてください。

環境が変わる前はやっぱり怖かったですね。40度近くの熱を4回くらい出したりして…。でもいざ踏み出したら“行くしかない”という気持ちになりました。バンジージャンプもジェットコースターも、やってみたら意外と大丈夫じゃないですか。そんな感覚で“行くなら行っちゃえ!”と。中途半端なことはできないという覚悟はあらかじめ決めておいて、いざ踏み出したら、より“行くしかない、この道を正解にするしかない”という気持ちになりました。僕自身はずっと“自分の選んだ道を正解にする”というマインドで生きてきたので、ベースとしての考え方は昔から変わっていないと思います。


髙橋優斗という人生のストーリーを
どうするかは自分次第

髙橋優斗 横顔

──1番やりがいを感じた瞬間を教えてください。

取材を受けている今はまだ商品発売前なので、「塩バニラフィナンシェ」をローンチした瞬間と言えるようにしたいです。
現時点で言えば、新しい情報を配信して大きな反響をもらえる度に、やっていて良かったなと思います。例えば昨年11月15日に会社設立を発表した時のYouTube生配信。情報が一切漏れないように水面下で発表の準備を進めながら、そこに合わせた公式SNSオープンの準備や生配信で流すVTRの作成、配信内容も仕上げていかないといけない。それを約1ヶ月で詰めていくのが本当に大変だったのですが、世の中に発表できた瞬間、これまで応援してくれた人にきちんと自分がやりたいことをお伝えできた瞬間はすごく興奮しました。ここまでやってよかったなと、何物にも代えがたい喜びを感じましたね。今は「塩バニラフィナンシェ」発売直前で大詰めのタイミングですが、11月15日の達成感を更新できるように、無事に商品を皆さんの手もとにお届けして笑えるように、準備を進めていけたらなと思っています。

──取引先の人や投資家など、ご自身よりキャリアのある人と対等に渡り合っていかなければいけない場面が多くあると思います。その際に意識していることはありますか?

もちろん“学ばせていただく”という気持ちは大切にしていますが、あくまで僕の会社なので、僕にとって、そして会社にとって前に進むことになるかを考えて情報を選択し、しっかり自分の意思で判断をするようにしています。いろいろな考え方や提案は勉強になりますし、引き出しとしてはもらうけど、“あくまで決断をするのは自分”というのは常に大切にしている姿勢です。


髙橋優斗 振り返り

──「たくさんの人に助けていただきながらここまで来れた」と、いたるところで周りの方への感謝を口にされています。周りを巻き込んで事業を進めていく中で、“髙橋さんの力になりたい”と思わせる、ご自身の魅力はどんなところだと思いますか?

いい具合にアホなんだと思います(笑)。僕がアホみたいに大きいビジョンを言っても、みんなおもしろがってくれるんです。僕の熱意やビジョンに自分の未来や思いを重ねてくれる人が多いのが嬉しくて。今、すべてにおいて自信のある状態にもって来れているのも、僕が思い描く理想の実現に向けてみなさんがすごい熱量で向き合ってくださって、知恵と技術を貸してくださっているから。本当に感謝しかないです。常識の範囲にとどまらずに、ちょっとアホなくらいの熱量を伝えていることで、“おもしろい若者だな”と思ってくださっているんだと思います。


髙橋優斗 顔ヨリ

──髙橋さんは熱い男というイメージがありますが、その一方で冷静に、客観的にものごとを見ている方なんだと感じさせる場面もあります。どちらが本当の髙橋さんに近いのでしょうか。

どっちですかね…。あんまり感情や勢いで決断することは無いんです。冷静な時にやりたいことや実現したいことを強く想像できて、それを“いける”と判断したらそこからは熱くなります!

──仕事をする上で大切にしているマインド、座右の銘、大切にしている言葉等はありますか?

ずっといろんな場所で言っていますが、やっぱり“滾る(たぎる)”です。どんな仕事でも大変なことはたくさんあると思うのですが、自分を奮い立たせて楽しんでいかないともったいないじゃないですか。何歳まで生きるかわからないですけど、自由に動ける時間なんて限られているんですから。それこそ20代でなんでも挑戦できる時間は、僕にとってはあと5年弱。この1日をなんとなく過ごすのはもったいないと思うんです。だったら心を滾らせて、ガンガン行くぞ!という気持ちで生きた方が楽しいですし、意味があると思います。

──25歳という若さでの起業。髙橋さんの行動力の源は何なのでしょうか。

やらない後悔の方が大きいという気持ちですかね。自分がやりたいのにやっていないことを、周りの人が先にやっていたら悔しいじゃないですか。だったらダメもとでもやってみる。やっちゃえば動きはじめますし、人生の時間は決まってるんだからぶっこんでいった方が良い。僕には髙橋優斗という人生のストーリーがあって、それをどうするかは自分次第。やりたいことを自分のタイミングで勇気を持ってやる、その道を試さないと前には進めないという気持ちを常に持っています。


髙橋優斗 歩道橋

──YouTubeやSNSで商品開発までの道のりや業務内容を配信されていますが、そこにはどのような思いがあるのでしょうか。

スタートアップで、リアルな裏側を出している会社は無いんですよ。SNSで裏側を見せることで、“こういう世界もあるんだ”と知るきっかけになったり、これからスタートアップの世界に挑戦したい人にリアルを伝えられたりしたら良いなと思っています。

──起業にあたりたくさん勉強されていると感じます。影響を受けた本があったら教えてください。

スタートアップに興味がある方にぜひ読んで欲しいのは『起業のファイナンス』(磯崎哲也著・日本実業出版社)です。資金調達の方法やスタートアップの世界の仕組みの話が分かるので、もし興味がある方がいればぜひ読んでみてください。横浜DeNAベイスターズのオーナー南場智子さんの『不格好経営』(日経BPマーケティング)も読みやすくておもしろいです。本ではないですが、Netflixのドラマ『スタートアップ: 夢の扉』もおすすめです。


最近はジュースにハマり中!

髙橋優斗 フィルム 海

──仕事のやる気を出すためのルーティーンはありますか?

朝にブラックコーヒーを飲む! それから、朝と夜にヨガ風ストレッチをやることを習慣にしたいです。疲れてる日はさぼっちゃうことが多くてまだ習慣にはできてないんですけど、ちゃんとストレッチをすると次の日は体が軽くなるんですよね。

──落ち込んだ時にはどうしていますか?

めっちゃジャンクフードを食べます! アニメを見ながらジャンクフードを大量に食べて幸せ空間を作ってますね。アニメは最近だと『青のハコ』『薬屋のひとりごと』、それから何回見ても元気が出る『銀魂』がお気に入り。ギャグ系アニメも好きですね。それからサウナと温泉! サウナは友達と週1で行っていて、帰りにおいしいものを食べて元気をチャージしてます。

髙橋優斗 スロープ全身

──今後の展望を教えてください。

会社としては「横浜バニラ」ブランドを圧倒的なおみやげにすること。そこを軸に、横浜からいろいろなものをぶっこんでいきます。すでに何期目にはこれをやる、という先のことも決めていて、まだ皆さんが想像もしない、僕らだからできることをガンガン計画しています! とりあえずこの5年、我々の進化に注目していただきたいです。

──「塩バニラフィナンシェ」の魅力を教えてください

圧倒的に味! 見た目やパッケージ、すべてにおいてこだわりを詰め込んでいますけど、1番はやっぱり味ですね。圧倒的バニラ感、圧倒的なパンチ、圧倒的な後味。相当こだわりましたし、自信を持って本当においしいと言い切れます!

髙橋優斗 犬

──仕事のお供に欠かせないドリンク、食べ物はありますか?

アサイーボールジュース! 大好きすぎて毎日飲んでます。元気になります!

──ワークスペースやデスク回り環境でのこだわりはありますか?

キーボードを、イスの背もたれをマックスまで倒した状態で手を伸ばして、ちょうど使える位置に置くこと。ほぼ床に並行くらいの信じられない格好でも仕事をできるようにしています。

──朝型ですか?夜型ですか?

夜型。夜の方が仕事も断然はかどります。

──リフレッシュをするためのお気に入りの休日の過ごし方は?

やっぱりサウナ。サウナ好きになったのは2年前くらい前ですが、なんでもっと早く出会わなかったんだろうと思ってます。

──ここ1年で1番影響を受けたカルチャーを教えてください。

少し前に福山雅治さんのコンサートに行ったのですが、その時に聞いた『I am a HERO』という歌の歌詞が超かっこよくて好きになりました。

──最近ハマっていることはありますか?

最近ジュースにハマってるんです。飲むならお酒よりジュース。オレンジ味のサイダーと、セブンイレブンで売っている「濃い巨峰サイダー」、それから「カルピス」がお気に入りです。

──長期の休みがあったら何をしたいですか?

ハワイでバカンスしたいですね! たくさん泳いでたくさん食べて…体中すべての毒素を出したいです。

──最後に、読者にメッセージをお願いします。

「横浜バニラ」そして「塩バニラフィナンシェ」をよろしくお願いします!

髙橋優斗 ヨリ横

髙橋優斗|YUTO TAKAHASHI

1999年生まれ。横浜市出身。2015年から芸能事務所に所属し、TV・舞台・コンサート等で幅広く活動。2024年に芸能事務所を退所し、横浜市にYX factory株式会社(現 横浜バニラ株式会社)を設立、代表取締役社長CEOに就任。スタートアップ起業家として、横浜発ギフトスイーツブランド『横浜バニラ』を展開中。

横浜バニラ公式サイト:https://yokohamavanilla.com/

横浜バニラ株式会社公式YouTube:https://www.youtube.com/@YXfactory/featured

髙橋優斗公式Instagram:https://www.instagram.com/yuto.takahashi_official/#

髙橋優斗公式X:https://x.com/motomachimayuge

横浜バニラ

横浜バニラ
塩バニラフィナンシェ
1箱6個入り 2,160円(税込)

「横浜バニラ」ブランドの第一弾となる、フラッグシップ商品。国産小麦を使用した小麦粉を100%使用。中はしっとり、外はカリッと焼き上げた、こだわりのバニラフィナンシェ。香り高いブルボンバニラビーンズやピンク岩塩のやわらかな塩味、直火焦がしバターが包み込む、濃厚でリッチなコクなどが特徴となっている。3月4日(火)まで、横浜高島屋地下1階 Foodies’ Port2 ベーカリースクエア ベーカリー POPUPにて、初のポップアップストアを開催中。

シャツ¥48,400・ジャケット¥93,500/イレニサ パンツ(シュタイン)¥52,800・ベルト(ヨーク)¥19,800/エンケル ブーツ(パラブーツ)¥104,500/パラブーツ青山店

Photos:Mariko Kobayashi  Hair & Make-up: Misato Awajii[POIL] Stylist:Natsumi Sato

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