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2016年にメンズノンノ専属モデルになり、今年で9年目となる中川大輔と鈴木仁。メンズノンノモデルとして、そして俳優として、表現者として、2人が考える“これまで”と“これから”とは?
スタート地点の異なる2人。8年間をかけて仲が深まっていった。
鈴木仁「実は僕たち、プライベートで会うようになったのは本当にここ最近なんです。現場が同じ時は色々話していたし、同期として仲は良かったと思うけれど、ぐっと深まったのは8年目を超えてから」。
中川大輔「メンズノンノモデルになった時、仁は既に俳優として活躍していて少し先にいたんだよね。僕は事務所にも所属していない大学生。スタート地点が違かったことも理由だと思います」。
鈴木「さらにコロナ禍だったりして、目の前のことを乗り越えるのにガムシャラで今より気持ちに余裕がなかった(笑)」。
中川「うん、お互いガムシャラだったし環境の変化も多かった。僕も経験を積んでいく中で、語り合えることが増えたように感じます。本当の意味で同じ立場で話せるようになったというか…。次第に現場だけでなく、もっと話そうよ、会おうよとなって、さらに仲が深まりました」。
鈴木「作品は違うけれど、お互いヨーロッパ企画さんの舞台に出演したことも仲が深まるきっかけになったよね」(※鈴木は『たぶんこれ銀河鉄道の夜』、中川は『鴨川ホルモー、ワンスモア』に出演)」。
中川「演技の現場は基本3ヶ月くらいの期間。だからこそ8年以上という長い期間、ともに頑張ってきた仲間がいる大切さを、改めて感じています。舞台中やドラマ撮影中に『メンズノンノ』の撮影があると落ち着くこともあるし、気が引き締まることもある。本当にホームみたいな居場所です」。
先輩後輩という関係を超えて、刺激し合えるのがメンズノンノモデルの強み。
鈴木「大輔は今後のことを考えたりする?メインにやっていきたいこととか」。
中川「俳優としてもっと頑張っていきたいな。舞台の出演が貴重な経験になったというのも大きいかも。時代の流れに乗りながら、取捨選択をしすぎず、どんなことにも柔軟に挑戦していきたい。メンズノンノモデルとしても、どんどん後輩が増えてきているから、そうやって良い背中を見せていきたいと思っているよ」。
鈴木「メンズノンノモデルは、教えられて育つというより、それぞれが良い影響を与え合いながら、成長していくことが多いよね。僕もそうだった。そして今は、時代に柔軟に対応していく後輩たちの姿から学ぶことも沢山あるし」。
中川「モデルになる前からSNSを駆使していたり、美容にもすごい詳しかったり、ニューウェーブを感じます。そんな中で、僕が描いたオーディション体験談の漫画を読んでオーディションに臨みましたっていう後輩もいて、こんな風にお互い刺激し合えるのはすごい良いことだよね」。
メンズノンノモデルとして、表現者として、挑戦を続けていきたい。
中川「仁は今後のことをどう考えている?挑戦してみたいこととかある?」。
鈴木「自分自身を表現する場として、もっとメンズノンノに関わっていきたいな。最近だと、写真が共通の趣味の(鈴鹿)央士と、お互いを撮り合うみたいな企画ができたらいいねって話してた。雑誌が好きだから、紙で感じる写真の奥深さも広めたいし、メンズノンノモデルとして、『メンズノンノ』というフィールドで新しい挑戦をしていきたい気持ちがあるよ」。
中川「僕たちが新人の頃は、ミュージシャン活動と両立していたり、パリコレモデルに挑戦していたり、古着屋の店長をやったり、自分の個性を出して活動しているメンズノンノモデルが今以上に多かったよね」。
鈴木「そうだね。大輔も芸大卒で絵を描く一面があるし、カルチャー面での自分達も発信していけたら良いよね」。
中川「確かに。見てみたいこと、やって欲しい企画があれば、インスタなどで気軽にコメントをもらえたら嬉しいです!」
鈴木「WEBやSNSを通して、感想やコメントがタイムリーに届くようになったのも、8年前を考えるとすごい進歩だよね。いつもあたたかいメッセージ、本当にありがとうございます」。
中川大輔「2025年で9年目か〜。あの頃は高校生と大学生だったのに、あっという間」。
鈴木仁「健康第一で過ごしていきたいね。2025年もよろしくお願いします」。
Photos:Kaho Yanagi Hair&Make-up:Yumiko Chuugun Model:Daisuke Nakagawa Jin Suzuki[Both are MEN’ S NON-NO models] Composition & Text:Risa Kawamoto
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