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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
梶川大輔さん
HARLEY-DAVIDSON
SPORTSTER XL1200C(2001)
忘れかけたバイクへの憧れは
転職を機に動き出した
バイクに興味を持ったのは小学生の頃。よく遊んでくれていた近所のお兄ちゃんがホンダのアメリカンに乗っていて、幼心ながらにその姿に憧れていました。“いつか自分も”という気持ちを抱いたまま歳を重ね、大学卒業後は東京で働くように。しかし、新入社員として目の前の仕事に追われる日々に、気がつけばバイクへの思いは次第に薄れていってしまって……。そんな状況が数年前、転職をきっかけに変わったんですよね。これまでと比べて余暇の時間が増え、金銭的な余裕も生まれたことで蘇った幼少時代の憧れ。それを叶えるべく、教習所に通って普通自動二輪免許を取得。かつて近所のお兄ちゃんが乗っていたVツイン マグナを購入しました。そんな人生初の相棒が教えてくれたバイクの楽しさに魅せられ、ほどなくして免許は大型にステップアップ。新たな相棒として迎え入れたのが、スポーツスター XL1200Cです
1年かけて仕上げた
都会仕様のアメリカンスタイル
「スポーツスター XL1200Cの製作をお願いしたのは品川のバイクショップ、ジュエルマシーンズ。お店の方を打ち合わせをして、ベースとなる車両を決め、理想のバイクを作り込む。全部が初めての経験で、車両選びから納車まで1年以上かかってしまったけど、自分好みのバイクを作る作業は楽しいものでした。ライダースジャケットを着てデニムをはいて、というゴリゴリのスタイルはキャラではないので、スマートさが残るような足し引きを意識しています。」(梶川さん)
「アクセルを回すたび、足元のVツインエンジンから伝わってくる鼓動感がたまりません。重厚な工業製品ならではの機能美も感じることができます」(梶川さん)
「タンクはポルシェの特色“クレヨン”で塗っていただきました。ニュアンスを感じさせるグレーが都会の街並みによく合います。オリジナルのハーレーダビッドソンの文字もお気に入りですね」(梶川さん)
「コンパクトなシングルシートでよりスマートに。僕は最高に気に入っているのだけど、タンデムができないせいでパートナーからは不評(笑)」(梶川さん)
雰囲気をさらに盛り上げる
こだわりの小物にも注目!
「ヘッドライトには、自ら作ったレザーバッグを装着。スマホや財布など、運転するときに邪魔になってしまう小物類をまとめて収納しています」(梶川さん)
「車体の左側にもレザーバッグ。こうした気の利いたバッグを取り付けることで、手ぶらでかっこよく、スマートに都内を走れます」(梶川さん)
後編に続く。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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