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現在放送中の『嘘解きレトリック』で、初の月9ドラマ出演にして初主演を務める鈴鹿央士。推理とハッタリの能力に長けている探偵役を演じ、コミカルな演技で新境地を切り開く鈴鹿に、作品の魅力をたっぷり語ってもらった。
メンズノンノ12月号のアザーカットと一緒にお届けする!
Ouji Suzuka SPECIAL INTERVIEW
ニット(エイティーズ)¥70,000・人さし指のリング(ボーニー)¥27,500・ダブルフィンガーリング(オール ブルース)¥66,000/エドストローム オフィス 中に着たニット(ジョン スメドレー)¥48,400/リーミルズ エージェンシー ヴィンテージのネックレス¥24,200/ECW SHOTO(江口時計店)
-STORY-
舞台は昭和初期の九十九夜町(つくもやちょう)。生まれ育った故郷の村を出た浦部鹿乃子(うらべ・かのこ/松本穂香さん)は、空腹で行き倒れたところを貧乏探偵の祝左右馬(いわい・そうま/鈴鹿央士)に助けられる。鹿乃子は生まれつき“人のウソが聞き分けられる能力”をもっており、そのために人々から疎まれてきたが、左右馬はその能力を「探偵として素晴らしく便利」と絶賛。彼女を探偵助手として受け入れ、様々な難事件に立ち向かって行く。
――『嘘解きレトリック』の見どころを教えてください。
左右馬と鹿乃子が事件を解決していくミステリーとしてのおもしろさはもちろん、その中で“人のウソが聞き分けられる”特殊な力を持った鹿乃子が居場所を見つけていく物語、というのが軸になっています。僕たちは相手の話がウソか本当かわからないけど、「この人が言うなら信じてみよう」と思うこと、ありますよね。そういう人間の力を改めてすごいと思いましたし、左右馬役を演じながら「信じる」とはどういうことなのだろうと考えさせられました。台本を読んでいても、自分自身に刺さるセリフがたくさんあるんです。ミステリーやラブの要素の中に人の温かさを感じられる、すごく良い作品だなと思いますし、それを最終話までかけて丁寧に届けていきたいです。
ブレスレット¥143,000(ル グラム)/バウ インク ヴィンテージの時計¥294,800/ECW SHOTO(江口時計店)
――左右馬の役どころと魅力を改めて教えてください。
僕が演じている祝左右馬は、借金まみれの貧乏探偵。やはり探偵というだけあって人のことをよく見ていて、観察眼が優れてる。でも人を疑ってかかるのでは無くて「なぜその人がウソをついたのか」まで考えているんです。ウソはダメと決めつけるのではなく、ウソをついた背景も含めてまるっと受け入れられる人なので、そういった器の大きさが好きです。普段は飄々としていたり、抜けていたり、ちょっと軽い所もあって。でもただ明るいだけではないから、そこのバランスは監督と話し合って演じています。左右馬役、演じていて楽しいです!
――左右馬に通ずるところはありますか?
監督には飄々としている所と孤独っぽいところが似ていると言われるのですが、自分的には、考え方が似ていると思います。原作のラストで左右馬が「どう生きていきたいか」を話すシーンがあるのですが、そこに自分も考えていたことが書かれていて。内容は伏せますが、すごく共感できたんです。あとは面倒くさがりなところも似てるかも。
――撮影期間中は忙しいと思いますが、リラックスや息抜きのためにやることはありますか?
お風呂にしっかり入るようにしています。電気を消して真っ暗な中で湯船につかるんです。キャンドルを炊いておしゃれにしちゃったりして(笑)。暑くてもう無理かもっていうところまで我慢した後に冷たいシャワーを浴びてます! しっかりお風呂に入ると翌朝のリフレッシュ感が違うのでおすすめです。散歩も好きで、時間があれば朝か夜に歩くことが多いですね。
――次に長期の休みがあったら何をしたい?
韓国に行きたい! おいしいごはんを食べて、ショッピングをして、のんびり散歩して。街を歩くだけでも楽しいだろうな~。
――最後に、メンズノンノ読者にメッセージをお願いします。
『嘘解きレトリック』はメンズノンノ読者はもちろん、全ての世代の人に楽しんでもらえるドラマだと思います。週の始まりの月曜日の夜に楽しく見て、一緒に見た人と心の温かさを共有してもらえたら嬉しいです!
Photos:Toshio Ohno[CEKAI] Hair & Make-up:Tsubasa Stylist:Kodai Suehiro Model:Ouji Suzuka[MEN’S NON-NO model]
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