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英国音楽史上最強のロックンロール・バンド、オアシス。デビュー30周年を記念し、再び時を刻みはじめた彼らの魅力を再発見できる展覧会『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』が、11月23日(土)まで、東京・六本木ミュージアムにて開催中。
リヴ・フォーエヴァー: Oasis 30 周年特別展
会場で専用のアプリをモバイルにダウンロードして、自身のイヤホンを装着し、本展のキー・ビジュアルを撮影しているフォトグラファーのJill Furmanovsky(ジル・ファーマノフスキー)氏撮影によるポートレートのゲートをくぐると、瞬く間にオアシス空間へトリップ。
これまでのヒストリーや、バンド愛用の楽器、数カスの受賞トロフィーなど彼らの歩んできた30年の軌跡を堪能することができる。
当時のアイコニックな実物ポスターをオリジナル・アルバムごとに展示した、ヒストリー・ウォールも登場。そこには、収録曲の直筆歌詞や、来日公演のスケジュール表など、作品やライブからは知ることのできなかったアルバムの表情、魅力を感じ取ることができる。
また、本展にあわせ、作詞家・音楽プロデューサーであるいしわたり淳治氏が、彼らの楽曲の一部を再対訳。すでに動画サイトで公開されている「ホワットエヴァー」などをはじめ、アートワークとともにそれらを本展にて紹介している。
さらに、会場内では、過去のフジロックや96年のネブワース公演など、伝説のパフォーマンス映像が公開されているブースや、今年のフジロックでもノエルが<ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ>名義でラストに披露し、壮大な一体感を生んだ95年リリースの2ndアルバム『モーニング・グローリー(原題: (What’s the Story) Morning Glory?)』の収録曲である「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」にまつわるコーナーも設置。
10年前に開催された『CHASING THE SUN: OASIS 1993 – 1997 #あなたにとってのオアシスとは』展でも話題を呼んだデビュー・アルバム『オアシス (原題: Definitely Maybe) 』のアートワークだけでなく、「リヴ・フォーエヴァー」でリアムが腰掛けていた<椅子>を再現したフォト・ブースも登場。メンバーの一員になった(もしくはギャラガー兄弟の仲間入りをした)気分を楽しめるはずだ。
時間を忘れて、楽曲だけでなくそこから伝わる彼らの真摯な人間性も伝わってくるはずの展覧会。デビュー当時からともに人生を歩んできた人はもちろん、活動休止後に彼らの魅力を知った世代にも、同様にオアシスの魅力、彼らが伝えているメッセージを感じ取ることができ、そしてより身近に感じるはずの展覧会。ここで生まれる熱意が、彼らのもとに届き、待望の来日公演が実現することを願うばかりだ。
オアシスファンとしても有名な
WEST.の重岡大毅さんと藤井流星さんから
コメントが到着!
重岡大毅さん:めっちゃ面白いことが終わった後の放心状態みたいな感じです。何回も鳥肌がたつ場面があって。スマホでアプリをダウンロードして、そこから流れる楽曲を耳にしながら観覧できるのが良かった。本当に楽しかったです。また来たいというか、絶対に再訪したい!
藤井流星さん:ひとことにすると、時間が足りない(笑)!僕らの世代では見ることのできなかったポスターや資料とかいっぱい。じっくりゆっくりまわったら、より深く彼らのことがわかる、好きになる内容。今回貴重な時間を本当にありがとうございます。またいらっしゃる方は、時間に余裕をもって足を運んでください!
リヴ・フォーエヴァー: Oasis 30 周年特別展
会 期: 1 1 月 2 3 日(土)まで
会 場:六本木ミュージアム(東京都港区六本木 5 – 6 – 2 0)
主 催:ソニー・ミュージックエンタテインメン ト 、 ソニー・ミュージック
レーベルズ、ソニー・ミュージックパブリッシング
後 援:ブリティッシュ・カウンシル
協 賛 : ADAM ET ROPÉ、 Amazon Music
展覧会公式サイト: https://oasis -liveforever.jp/
展覧会公式 X: https://x.com/Oasis30th
展覧会公式インスタグラム: https://www.instagram.com/oasis30th/
※開館時間、休館日、入館方法、観覧料、チケットについては公式サイトでチェックを。
※ショップのご利用にはチケットが必要。
Text:Taro Ohayashi
大林太郎
エディター
主に最新のファッションニュースを執筆。趣味は好きなブランドのネットサーフィンで、頻繁に争奪戦アイテムのオンライン抽選に申し込んでいるが、当選したことがほとんどない。
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