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早くも3度目のオープンとなる『GAROU』。今回はすこし趣向を変えて、いわばここの館長である中島裕翔がそのコンセプトをあらためて紹介する。“WEB上の連載ではあるけれど、自分の画廊にみんなを気軽にお招きするような雰囲気にできたら”という本人のアイデアからヒントを得て、オープンを告知する架空のポスターを作り、撮影を行った。ポスターに使用した写真に、見覚えがある人もいるのでは!
純粋に僕自身の作品を定期的に見てもらうための場所を持つのは、これが初めて。自分の好きな景色や、個人的な視点でフォーカスしたものを披露していいと聞いたときに、「それって、画廊だよなぁ」と思って。“ギャラリー”よりもしっくりきたし、言葉の響きも好きで『GAROU』という連載タイトルにしました。
実際に僕が画廊をどこかの街に持っていたとしたらきっと、格式ばったことにとらわれず、誰でもふらっと入れるような箱にするだろうなと思うんです。こじんまりとね(笑)。歩いていたら偶然見つけて「へぇ、面白そう」って覗いてみたくなるような心地いいフランクさがあるというか。さっと一周するのでもいいし、じっくり1枚1枚鑑賞するのでもいいし、自由に出入りできる空気感。でもそれって、WEB上にあるコンテンツにも同じことが言えると思うんですよ。たとえば読者の方がメンズノンノウェブを見ていて、「なんかライフスタイルのところに“GAROU”っていう記事が上がってるな、見てみよ」ってなる感じ。まさにふらっと立ち寄るってことと同じですよね。そういう気軽さがいいなと思っているので、アナログであってもデジタルであっても、自分の好みやスタンスが共通しているのかもしれません。
『GAROU』がオープンするときに、WEB連載ではあるんだけど、実際の画廊がオープンするみたいにポスターを作ってみたんです。それと一緒に撮った写真を今回はお見せしました。紙に刷ってきていただいたいろんな種類のポスターを床にばーっと敷き詰めて、面白く撮れるバランスを試行錯誤しつつ並びを自分で考えました。“みんながどうやったら僕の画廊に来てくれるかな”って架空の箱のオープンを想像して、楽しかった。気づいている人もいると思うんですけど、ポスターに使ったのはInstagramを始めるときに撮った写真のアザーカットたち。僕たちの撮影って、普通は写真を一度選んでそれを掲載したら終わりなんですよ。 “今回もいいの選べたな、よしっ!”てなったら、もう次の撮影に向かっている。特に僕の場合、“あれどうしても使いたかったなー”って思い返すことが、いい意味であんまりないんです。でもそれをもう一度登場させるという手もあるんだなと思いました。伏線の回収じゃないけど、こうやってつなげることもできるのかと。今後も、あの時撮ったあれじゃん、みたいなことをやってもいいかもしれないし、せっかく自分の画廊=『GAROU』を持てたので、自由さを大事にしていきたいですね。
中島裕翔
ジャケット(ティーエイチ プロダクツ)¥90,200/TARO HORIUCHI Inc. ジャンプスーツ¥85,800/オーラリー
Model: Yuto Nakajima Photos: Teppei Hoshida Hair: Yasushi Goto[OLTA] Make-up: Marino Asahi[Y’s C] Stylist: Yoshiaki Komatsu
中島裕翔(なかじま ゆうと)
1993年8月10日生まれ。東京都出身。2017年6月号よりメンズノンノのレギュラーモデルを務め、以降1号も欠かすことなく出演中。Hey! Say! JUMPのメンバーとして活躍し、俳優としても数々の話題作に出演。
Hey! Say! JUMP
ニューアルバム
「H⁺」
待望のニューアルバムは、前作『PULL UP!』から約1年ぶりの発売。⽇常×違和感をDARK & POPに表現する、まるで遊園地の⼊り⼝に⽴つ時のようなワクワクした気持ちを味わえる作品に仕上がった。今回のアルバムタイトルとなる「H⁺」(読み:エイチ)の「H」は、グループそのものを表し、彼らとの足し算「+」で⽣まれる唯⼀無⼆のエンターテイメントを届けてくれる。今作のリード曲は、グルーヴィーで激しい新境地ダンスナンバー「Donkey Gongs」と、“楽曲はキャッチー! 振付はラブリー!”な最強ポップチューン「eek!!」の2曲。
常に新境地に挑むHey! Say! JUMPの、意欲的なエネルギーにあふれた作品となっている。
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