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vol.007
令和のお月見プレイリスト
恋人や友人と一緒に
中秋の名月を堪能しよう
メンズノンノ読者の皆さん、お久しぶりです！ 僕は、初めてのアジアツアーが無事に終わり、秋から始まるホールツアーの準備に入ろうとしています。秋といえば、お月見ですよね!? 誰もが知っている行事だけど、実際にお月見をしたことがある人って、意外と少ないんじゃないかな。そこで、今回は「2024年は、お月見をしよう」をテーマに、“満月”を連想させるキーワードが入った曲を選んでみました！
NewJeans
『Supernatural』
「Supernatural」
ジャケットは現代美術家・村上隆が担当。Y2K感満載のMVは２パターンあり。（ユニバーサル ミュージック）
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月を象徴する動物といえば、うさぎ。そこで１曲目は、ファンの名前が、“うさぎ”を意味する「Bunnies（バニーズ）」であるNewJeansさんの「Supernatural」を紹介します。この曲は、1980年代中盤〜90年代初めにかけて流行したニュージャックスイングスタイル、ファレル・ウィリアムスが作詞・作曲したManamiの『Back Of My Mind』（2009年）をサンプリングしたY2K感漂う楽曲です。まさに、時代の最先端を行く音楽で、初めて聴いたときには、「してやられた〜！」と感じました。歌詞もすてきで、一度関係の雲行きが怪しくなった２人が、再び引き寄せられゴールデンムーンのように輝く関係を築く、といった内容。大切な人とこの曲を聴きながら満月を眺めて、まったりと過ごす夜もいいんじゃないでしょうか。
LUCKY TAPES
『MOON』
「MOON」
2015年にデビューしたバンド。ストリングスやホーンを用いた荘厳なミディアムバラード。（RALLYE LABEL）
同じく大切な人と落ち着いたお月見タイムを楽しみたいなら、LUCKY TAPESさんの「MOON」がいいかなと。浮遊感のある美しい曲で、夜になっていく様子を、街の明かりがひとつ消えるたびに、星が煌（きら）めくといったような表現で描写しているんです。また、月のように恋人をいつまでも見守っていたいと願う主人公の想いを感じられる後半の歌詞もグッときます。
ゲスの極み乙女
『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』
「餅ガール」
2013年発売。コミカルなMVでは、メンバーがさまざまな扮装（ふんそう）に挑戦。（ワーナーミュージック・ジャパン）
お月見に欠かせないものといえば、そう！ 団子やお餅。ということで３曲目は、大人数で月を観賞するときにぴったりな、ゲスの極み乙女さんの「餅ガール」。ギターリフとシンセが際立つキャッチーなメロディと、遊び心満載の歌詞が最高！ プロポーズを生涯の中で数回断ったと言われているナイチンゲールが恋に落ちるほどの“餅”について語られているんですが、聴くほどにその餅に対する興味が湧いてくる（笑）。川谷さんの発想力には感動しちゃいます！
column
「マクドナルドで月見メニューが発売されると、『もうそんな季節か〜』と思います。この写真は、いつの日かのレコーディング現場にて。大量に買った月見パイでエネルギーチャージをしました！ 今年も食べたいなあ」。
「６〜７月にかけて開催したアジアツアーの台北公演のときに、一緒に回ったバンドメンバーと記念撮影。初めて会うお客さんばかりで、地域によって盛り上がる曲が違うことが面白かったです」
imase
2000年11月９日生まれ、岐阜県出身。「NIGHT DANCER」が、世界各国でヒット。Netflixアニメ『君に届け 3RD SEASON』のOP主題歌「エトセトラ」が配信中。11月から自身初のホールツアーを開催。
Text:Rie Kaido
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