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物語は「柱稽古編」へ。特別版（増刊）の表紙にも登場する、それぞれの想いをつなぎ、活躍する柱＆鬼殺隊士を演じる6人の声優に、待望の新編への期待や見どころを聞いた！
上田麗奈
声優
上田麗奈
1月17日生まれ、富山県出身。アニメ『マッシュル-MASHLE-』シリーズ（レモン・アーヴィン役）、『アオのハコ』（鹿野千夏役）や、現在公開中の劇場アニメ『トラペジウム』（華鳥蘭子役）などに出演している。
気持ちを行動に移していく
素直な心の成長を表現したい
上田麗奈さんが演じる栗花落カナヲは以前までは、自分の意思や興味を持たず命令に従うだけの性格だった。そんなカナヲの心に変化を与えたのは、「人の原動力は心」という炭治郎の言葉。
「カナヲちゃんを応援する私から、炭治郎に感謝を言いたい！ 炭治郎のおかげで、徐々に自分の気持ちを表せるようになっていると思うんです。
それから『刀鍛冶の里編』を経て『柱稽古編』になり、しのぶさんに自分の気持ちを伝える姿から、メンタルが成長していると感じました。これまでも、人が心の奥底に持つ思いが強さを引き出す鍵になっている瞬間を見てきて、カナヲちゃんもしだいに自らの気持ちや感情に向き合っていくと思うんです。なので、カナヲちゃんの中で生まれた素直な心やかわいさを出せるよう、お芝居をしたいと考えています」
そして、カナヲにとって大事な存在が、胡蝶しのぶ。「柱稽古編」で、カナヲが照れながらもしのぶに話しかけるという珍しい様子が描かれた。そんな彼女の心の成長に、しのぶを演じる早見沙織さんと2人で「アフレコで初めて言葉のラリーをしたよね！」と喜び合ったという。
「収録が終わってから一緒にカフェに行っていろいろなお話をしました。今までどう生きてきたかとか（笑）、それこそ小さい頃はどんな子だったか、どうして声優になったか、とかも。早見さんはマイナスイオンのような癒しのパワーを持っていて、つい自分のことを話したくなっちゃうんです。その時間がすごく心地よくて…。
次に予定を合わせてごはんに行った際、『早いけど誕生日のプレゼントに贈りたいものを見つけて』と、アクセサリーケースをいただきました。淡いピンクで蝶々のモチーフがついていてすごくかわいいんです。喜んでいたら、『これ実は紫もあって、私も持ってるの』って！ 早見さんと、そしてしのぶさんとおそろいで私もうれしいし、カナヲちゃんもうれしいだろうな〜と思って感激。これからもしのぶさんと一緒にいられる喜びを感じながら、カナヲちゃんを演じていきます」
「しのぶさんに
©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
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Photos:Eri Morikawa Hair & Make-up:Mutsumi Yazawa[Sweets] Stylist:Atsuo Izumi Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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