▼ WPの本文 ▼
物語は「柱稽古編」へ。特別版(増刊)の表紙にも登場する、それぞれの想いをつなぎ、活躍する柱&鬼殺隊士を演じる6人の声優に、待望の新編への期待や見どころを聞いた!
不死川実弥役
関智一
声優
関智一
9月8日生まれ、東京都出身。アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』(エンリコ・プッチ役)や『ドラえもん』(骨川スネ夫役)、劇場アニメ『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(イザーク・ジュール役)に出演。
過激な言動の裏にある
確固たる信念を理解できた
「これでちゃんと『鬼滅の刃』に参加していると胸を張って言えます(笑)。以前、不死川実弥が登場したときは、柱合会議など主に柱を演じるキャストの方たちだけで収録をしていたんです。なので、炭治郎役の花江(夏樹)くんや善逸役の下野(紘)くん、伊之助役の松岡(禎丞)くんが演じている姿は見ていないので、『鬼滅の刃』を実感しづらかった(笑)。というのは冗談として、『柱稽古編』では、さっそく実弥が
登場は多くはないものの、傷だらけの見た目や苛烈な言動により、視聴者に強烈な印象を残している風柱の不死川実弥。「刀鍛冶の里編」の玄弥の回想にも登場し、より気になる存在となった。
「最初に『竈門炭治郎 立志編』で登場したときは、きっと炭治郎や禰豆子を一方的に傷つける乱暴なやつみたいな雰囲気がありましたよね。鬼を滅するために周りにも自分にも厳しく、ときに非道と受け取られる行いも実行する。たとえ相手が仲間であっても突っかかっていくし、でもお館様のように一目置く人の前では冷静で礼儀を尽くす。彼ならではのバランスをキャラクターのひとつの魅力としてとらえながら楽しんで演じていますね。
そして、『柱稽古編』を観てみると、徐々に『ただ憎しみだけで動いてる人間じゃなさそうだ』とわかってくるんですよね。弟の玄弥との関係など、これが今後の実弥のお芝居に関係してくると思うので、個人的にすごく楽しみにしていて」
そんな、実弥にとって重要な人物である玄弥を演じる岡本さんとは、何か話し合ったのだろうか…。
「岡本くんは、『声優と夜あそび』という番組でずっと一緒にパーソナリティをしていたのですが、不死川兄弟について、予想も含めてまったく話していないんです。変にお互いの距離感が縮まってもよくないというか…でもあくまで作品上の話で、もちろん僕たちは仲よくお仕事をしてますよ(笑)」
「『柱稽古編』第一話で描かれる、実弥と伊黒2人の任務。謎の敵を討ちながら鬼の拠点へ迷い込む、柱の強さと敵の不穏な動きを想像させる秀逸なエピソードでしたね」
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
ジャケット(ヘリル)¥121,000/にしのや パンツ¥39,600/タンジェント ポロシャツ(タイオアノット)¥63,800/HEMT PR その他/スタイリスト私物
Photos:Eri Morikawa Hair & Make-up:TOMOKO IMANO Stylist:Atsuo Izumi Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
▲ WPの本文 ▲