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NOAさん
アーティスト
2000年、東京都生まれ。12歳で韓国へ渡りYGエンターテインメントの練習生を経験し、2018年に帰国。2021年にメジャーデビューを果たす。国内外のアーティストともコラボを行い、ジャンルにとらわれない幅広い楽曲を制作し、注目を集める。
「唯一無二の表現を求めて
頑張っていきたい」
日本語、英語、韓国語を操るトリリンガルでアジア各国でも注目される、ソロアーティスト・NOA。作詞・作曲からダンスの振り付けまで行うマルチな才能を持ち、グローバルな活動に期待が寄せられる中、昨年５月にはアジア５か所を巡るツアーを敢行した。
「ツアーでファンの皆さんと時間を共有できたことが、コロナ禍にデビューした僕にとってはすごく幸せな時間でした。海外で待ってくれている人がこんなにいるんだなって。感謝の気持ちと、今後の活動の楽しみが増しましたね。パフォーマンス面においては、ライヴを重ねるごとに、自分でも手に取るように成長を感じられました」
『Primary Colors』は日本語、韓国語、英語の３か国語を組み合わせて制作をし、ライヴ活動を経て、パワーアップしたNOAを感じられる作品だ。
「言語によって、違う性格の自分がいるような感覚があります。例えば、日本語は少し丁寧で繊細な表現、英語はフランクでストレートな表現、韓国語では大人っぽく、情熱的な愛情表現になったり、それが曲自体のムードに出たりすることも。言語によって作る歌詞が違うという、新しい発見があって、自分でも面白かったです」
本作にはファンクラブ限定ツアーで録音したファンの声を使ったアンセムソング「00：02（You & I）」も収録。
「僕もファンの皆さんの声を聞いて頑張れるんです。お互いにいつも頑張ってる仲間に『お疲れさま！』と声をかけるような気持ちで、『頑張ったね、今日は楽しもう』って集まる場がライヴ。だから、それを体現できる曲ができてとてもうれしい。ツアーと今回のアルバム制作を経て、今後いっそう、自分の表現を突き詰めたいと思いました。いずれは『NOAにしかできない』と言われるような、唯一無二の表現者をめざしたいです」
INFO
『Primary Colors』
約１年３か月ぶりとなる待望のセカンドアルバムをリリース。2023年に配信リリースされた「BURN」「between」はもちろんのこと、ファンクラブ限定ツアーの各会場で収録したファンの声を取り入れた楽曲「00：02（You & I）」など、全14曲を収録。また今作は、数々のヒット曲を生み出してきたサウンドプロデューサーのSunny氏とタッグを組み、NOAのさらなる進化を感じることができる必聴の１枚。
（ユニバーサル ミュージック） 5月29日発売
Photo:Norito Ohazama Interview & Text:Sayako Ono
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