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メンズノンノでも連載中のimase。4月6日にZepp DiverCityで行われたライブに、連載を担当する編集部スタッフが参戦！ 熱気に包まれたその様子をお届けする。
“四季”をテーマに
４つの表情で魅せる演出
3月8日のDIAMOND HALL（名古屋）を皮切りに、札幌から福岡まで全国8都市を回った今回のツアー。『imase Tour 2024 “Shiki”』と題し、その名の通り“四季”をテーマとした演出も見どころのひとつだった！
はじまりは夏。雨が上がり、空が晴れわたるダイナミックな映像がスクリーンに映し出されると、最初に歌ったのは『Pale Rain』。夏らしいサングラス姿で登場し、さわやかに歌い上げたimaseが「踊ろうぜ東京！」とコール＆レスポンスをすると、会場のボルテージは急上昇！
故郷・岐阜でのファイナル公演のみを控え、この日はセミファイナルとだけあって序盤から熱を持った会場。4曲目の『Shine Out』ではイントロとともにステージが光に包まれ、軽やかにステージを駆け抜けるimase。スタンディングスペースは満員だったが、会場全体が彼の音楽で踊っているような感覚に包まれた。
うってかわって5曲目『でもね、たまには』ではimaseらしい、リラクシーな歌声で会場をふわりと包み込み、雰囲気が一変。
その後、ステージの季節は秋となり、冬となり…演出される季節ごとにイメージに合った楽曲が次々と披露され、そのたびに、季節に合った衣装へ着替えるimase。冬のステージでマフラーを巻いて登場すると、新鮮な姿に客席はいっそう盛り上がる。曲も衣装も、まさに変幻自在な姿を魅せてくれた！
最後に季節は春へ。『恋衣』、『18』、『僕らだ』と春の浮き足立つような気分に、一気に引き込まれるセットリスト。そして、大ヒットを記録した『NIGHT DANCER』で、この日最高の盛り上がりを見せた会場。歌い終えたimaseが語ったのは、今の率直な思いだった。
ここまで辛いことや大変なこともあったと語り、「でも、音楽を続けていてよかったなと、今日思いました。スタッフや皆さんのおかげで音楽が作れていることを実感しています。その人たちに、明日もあさっても、毎日がいい日だと思ってもらいたい」。アンコール前ラストはメジャーデビュー曲、『Have a nice day』だった。スターダムを駆けあがった彼が吐露した、正直な心情を聞くと、いつもとはまた違って聴こえた気もした。
アンコールではマクドナルドとのタイアップ曲、『Happy Order?』も披露。ポップでキャッチーな、まさにimaseといいたくなるような世界観の曲だ。そして『LIT』、『ヒロイン』で締めくくられたステージ。キラキラと舞う紙吹雪の中、笑顔で退場したimase。まるで彼のパーティに招かれたような、最高にハッピーなライブだった！
11月には自身初となるホールツアー、『imase Hall Tour 2024 “Shiki-Sai”』も控える。躍進の止まらないimaseの活躍から、これからも目を離すな！
Viola Kam (V’z Twinkle)
imase（いませ）
2000年11月9日生まれ、岐阜県出身。『NIGHT DANCER』が世界各国のチャートにランクイン。5月15日に1st Album『凡才』をリリース予定。6月からアジアツアー「imase 1st Asia Tour “Shiki”」を開催。
Photos:Viola Kam[V’z Twinkle]
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