▼ 広告枠 : front-page archive singular : header ▼

津田健次郎さんと榎木淳弥さんがプライベートで語り合う「アニメの話」。

津田健次郎さんと榎木淳弥さんがプライベートで語り合う「アニメの話」。

▼ 広告枠 : singular : article-top ▼

▼ WPの本文 ▼

ここ数年、度重なる共演を経て、仲よくなったという2人。仕事後のプライベートにおじゃまして、第一線で活躍する人気者が考える、アニメのこと、声優のことを聞いた。

 

多様性と制限のはざまで
力を発揮する職人的面白さ

津田健次郎さん

榎木淳弥さん

アニメ『呪術廻戦』で演じた七海建人、虎杖悠仁のほか、話題作で共演をする津田と榎木は、ちょっと変わった友達だ。年齢が離れた役者の先輩と後輩で、遊びに行くことはしない。だけど、一緒にごはんを食べたり、個人的に演技の稽古もしたりする。

仕事の後にラーメンを食べに行くと、箸を止めてキラキラした目で語り合う。顔を合わせば芝居の話ばかりという。そんな2人に今回は、改めてアニメの声優の魅力について問いかけてみると。

榎木 今でも思いますが、声優って制限が多くて難しい。絵に合わせる、セリフを言う尺が決まっている、とか。

津田 確かにそうだね。

榎木 でも同時に、制約された厳しいルールの中で、どれだけルールがないようにできるかという腕試しみたいな一面に楽しさを感じていて。

津田 わかる。演じるキャラクターの動きに自分の呼吸が収まったときとか。制限が強いから、その間をピンポイントで狙ってお芝居を通していくのは、職人的な面白さとやりがいがあるよね。

榎木 まさにそうだと思います。

津田 あと個人的に思うのは、演技のバリエーションがかなり広いということ。それは、アニメの作品性や絵づくりにおいて世界観の多様性が進んでいるということで、それに携わるっていう楽しさはおおいに感じている。

榎木 表現としてなんでもありで、普段しゃべらないことも口にしますし。今のお話を聞きながら、多様性を感じながらも、制限の中で表現していくことが面白いんだと思いました。津田さんが声優の魅力ややりがいを感じた作品やキャラクターは何ですか?

津田 『ゴールデンカムイ』の尾形百之助。ずっとボソボソ話すような、ふらっと力を抜いた演技が許されていて。「やっぱりこういう芝居があってもいいんだよね」って声優の奥深さを感じた。榎木はどうなの?

榎木 それを、僕は『ゴールデンカムイ』で主人公の杉元佐一を演じた小林親弘さんとご一緒したときに感じて。アニメだから必ずしも誇張して話さなくていいんだ、と自分の固定観念から解放されて、新しい気づきを得ました。

津田 声優はまだまだ奥が深いよね。

 

語り合う津田さんと榎木さん

世間話から「アニメの力」について話が及んで…「年末年始に1週間ぐらい海外に行けたんだけど、その間に5回声をかけられて。ドイツ、インドネシア、アラブ首長国連邦の方々に。アニメで声を知ってたみたい」(津田)。「アニメって簡単に国境を超えますよね。あと津田さんの声は印象的ですから」(榎木)

 

メニュー
ラーメンのサンプル

カメラ目線の津田さんと榎木さん

いつもは仕事終わりにカフェに行くことは多いが、今日は足を延ばして早稲田のラーメン屋、メルシーへ。ラーメンをすすりながら、最近観た映画や読んだ本など情報をシェア。

 

津田さんと榎木さん
チャーハンを食べる榎木さん

津田さんと榎木さんラーメンを完食

途中、お互いにチャーハンをよそう場面も。「懐かしさを感じる町中華の味に満たされました」(榎木)と、2人一緒に完食!

 


語る津田さん

「もうひとつやりがいを感じた作品があって」と振り返る津田。「『GANGSTA.』でニコラス・ブラウンを演じていた時間は、すごく贅沢(ぜいたく)だった。アニメで描くことがあまりなかった聴覚を失っている人物を表現するのにやりがいを感じたんだ」

 

お店の前で記念撮影する津田さんと榎木さん

ごはんに久々に来られたことを記念して撮影。いい笑顔!

[津田]ジャケット(ディエモンデ)¥59,400/コンクリート ニットTシャツ(ヒューベント)¥49,500/アルファ PR パンツ(メルタム)¥18,700・ネックレス¥24,750・ブレスレット¥62,700(ともにル グラム)/バウ インク 靴(フット・ザ・コーチャー)¥61,600/オーセンティック・シュー&コー その他/スタイリスト私物 
[榎木]ニット(ヤシキ)¥30,800・パンツ(アンユーズド)¥39,600/アルファ PR その他/スタイリスト私物

 


年齢とキャリアを超えて共鳴する
芝居に対する静かなる情熱

榎木淳弥さんと津田健次郎さん

ごはんを食べに行く以外にも、稽古場を借りて声優や俳優の仲間たちとともに、個人的に基礎レッスンを行っている2人。「最近行けてなくてごめんね」と謝る津田と、「無理しないでください」と返す榎木を見て、友達というより、同志のような感じがした。

津田 彼の演技を見たり、世間話をしたりして、「この芝居が好き」という感覚が似ている気がして、芝居の話をするうちに意気投合したんです。

榎木 もともと津田さんの演じ方、仕事の仕方含めて、僕が行きたい道の先にすでにいらっしゃっていて。「そっちがいいな」と思って僕が津田さんに向かっていったんです。なので、津田さんと話すたびに、「こういう視点でその演技を見ると、確かによく感じる」と思うことがあって、いつも価値観が更新されていく感覚があるんです。津田さんは圧がないですし、自分の仕事の悩みも後輩の僕に打ち明けてくれる。

津田 同じ役者として考えることも悩むことも一緒だし大差なんてない。先輩として、榎木が芝居や表現に真摯(しんし)に向き合っているから抱えるジレンマや悩みもわかる。だからこそ自分のことも話すし、榎木を見て「このくらい丁寧に芝居のこと考えるべき」っていつも襟を正しているんだよね。

映画の話をする津田さんと榎木さん

「観る映画はほとんど津田さんのおすすめ」(榎木)。「先日伝えた『ギルバート・グレイプ』の感想をもらったら、そこからまた芝居の話が止まらない」(津田)

[津田]カーディガン(ファウンド)¥26,400/バウ インク シャツ(ヒューベント)¥31,900/アルファ PR パンツ(アルテリア)¥44,000/イーライト ソックス/スタイリスト私物
[榎木]ジップシャツ(イズネス)¥51,700/アルファ PR Tシャツ¥15,950・パンツ¥45,100(ともにサウザンズ)/イーライト ソックス/スタイリスト私物

 

津田健次郎さん

津田健次郎

6月11日生まれ、大阪府出身。近年の出演作はアニメ『チェンソーマン』(岸辺役)やゲーム『DEATH STRANDING』(サム・ポーター・ブリッジズ役)。俳優として活躍し、ドラマ『グレイトギフト』(郡司博光役)などに出演。公開中の映画『マイホームヒーロー』で志野寛治を演じる。

榎木淳弥さん

榎木淳弥

10月19日生まれ、東京都出身。アニメ『2.5次元の誘惑』(奥村正宗役)、映画『アリスとテレスのまぼろし工場』(菊入正宗役)など話題作に出演。英国の俳優トム・ホランドの日本語吹き替えを務める。5月10日より朗読劇「Stage Reading『A Bright New Boise』」(リロイ役)がスタート。

 

Photos:Yuhki Yamamoto Hair & Make-up:Yosuke Asazu(for Mr.Tsuda) Yui Kato[fringe](for Mr.Enoki) Stylist:Takeshi Toyoshima Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y] Cooperation:merci

▲ WPの本文 ▲

▼ 広告枠 : singular : article ▼

▼ 広告枠 : singular : article-center ▼

▼ 広告枠 : singular : article-bottom ▼

RECOMMEND

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-cxense-recommend ( trigs ) ▼

FEATURE

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-feature ▼

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-popin-recommend ▼

MOVIE

MEN’S NON-NO CHANNEL

YouTubeでもっと見る

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-movie ▼

REGULAR

連載一覧を見る

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-special ▼

▼ 広告枠 : front-page archive singular : fixed-bottom ▼