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[左/あのさん]フーディー¥66,000・スカート¥66,000(ともにエーヴィエーヴィエーヴィ)/サカス ピーアール ジャケット¥34,000/ベルパー その他/スタイリスト私物
[右/幾田さん]ジャケット(ヴェイン)¥38,500/サカス ピーアール パンツ¥44,000/ベルパー その他/スタイリスト私物
Ano
あのさん[左]
モデル、タレント、歌手
9月4日生まれ。「ちゅ、多様性。」が大ヒットし、昨年1stアルバム『猫猫吐吐』をリリース。映画、バラエティなど幅広く活躍する。
Lilas Ikuta
幾田りらさん[右]
ミュージシャン
2000年9月25日生まれ。シンガーソングライターとして活動し、昨年1stアルバム『Sketch』をリリース。映画『竜とそばかすの姫』で初の声優を務める。
「2人の掛け合いはセッション。
音楽的感覚が生きたアフレコだった」
宇宙から飛来した〈母艦〉が空を覆う、終末的な空気をまとった東京で巻き起こる、女子高生の門出とおんたんの奇妙でまっすぐな青春を描いた漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』。今春、前章・後章の2部作でアニメ&映画化される。主人公の門出をシンガーソングライターとして活躍する幾田りらが、おんたんをモデルやタレント、歌手として絶大な人気を集めるあのが演じる。お互いにアフレコを聞いたとき、「この役はこの人しかいない!」と思ったという。
幾田 この物語は、門出とおんたんの掛け合いがすごく大事な作品。2人で収録するときは、一回のテイクでシーン全部を通すこともあったので、会話の間合いやテンポや「相手からこう来たらこういこう」というセッションを意識して。それがうまくいったのは、お互いに音楽をやっているゆえのフィーリングが生きたからかもしれません。
あの ぼくもおんたんを演じるときに、すごく感覚的なものを出していたし、セリフを言いながらぼくたちが持っている音楽的感覚をたくさん感じていました。お互いの集中力とリズムが重なった感覚を覚えています。ファーストテイクでもみんなに聞いてもらいたいくらいによく感じました(笑)。収録はすごくライヴ感があって楽しかった。
お互いが共鳴し紡いだ物語を彩るのは、主演2人がコラボした主題歌だ。前章にano feat. 幾田りらの「絶絶絶絶対聖域」が、後章に幾田りら feat. anoの「青春謳歌」が登場する。
あの 崩壊していく前章の世界を後章につなげる意味で「破壊」をテーマに作詞して。門出とおんたんがよく使う言葉などをはめていくのが面白かった。
幾田 私が実際に漫画の最後のページを読み終えたときに、どんな音楽が聞こえてきてほしいかを考えて、2人の未来のことを思い、作詞・作曲しました。
INFO
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』
東京でハイテンションな女子高生ライフを送る、親友の小山門出(幾田りら)と“おんたん”こと中川凰蘭(あの)。彼女たちが暮らす街の上空には、3年前の8月31日に突如宇宙から現れた巨大な〈母艦〉が浮かんでいた。非日常が日常に溶け込んだ東京で、ある夜を境に、2人と世界は破滅へと向かっていく。
●3月22日より前章、4月19日より後章が全国公開
配給:ギャガ
©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee
Photo:Kyouhei Yamamoto Hair & Make-up:YOUCA(for Ms.Ikuta) URI(for Ms.Ano) Stylist:Momomi Kanda Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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