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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続いてマツダ RX-7に乗る藤原稜斗さんが登場。スポーツカーで走る楽しさを聞いた。
フィーリングのすべてが心地いい。
ピュアスポーツならではの走り!
一般的なクルマのエンジンは、燃料の爆発で発生した力を使い、ピストンを往復させて動力を作り出します。それに対してこのRX-7が積んでいるのは、おむすびのような三角のローターを回転させて動力を生み出すロータリーエンジン。このエンジンの特徴は、軽量でコンパクト、さらに排気量以上の出力を出すことができて……と、小難しい話はいろいろあるけど、とにかく走りが楽しいということ。発車するときのトルクの薄さを補うために、アクセルを踏み込んですぐにかかるターボの加速感や、エンジンを回していくに連れて聞こえてくるキーンとした回転音など、フィーリングのすべてが心地いいんですよね。ただ走っているだけで心拍数をぐっと上げてくれる、エキサイティングなクルマです。その分、誰にとっても乗りやすい、というわけではないけれど、乗り手を選ぶその感じも愛おしくて!(笑)
父から譲り受けたこのクルマを、
いつか自分の子供に繋げたい!
「20年以上前に父が新車で購入し、こうして僕に受け継がれたRX-7。このまま大切に乗り続けて、いつか自分の子供に渡すことができたら最高ですよね。それはまだ先のことかもしれないけれど、そのときは僕も父と同じようなマツダ愛がすぎる親になるんだろうなぁ(笑)。それを実現させるには、きっと金もたくさんかかると思うので、まずは仕事を頑張って、このクルマを未来に繋げられるよう、稼いでいきたいです!」(藤原さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!