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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続いてホンダ GB350に乗る佐藤昂省さんが登場。バイクの購入で変わった生活とは?
たった2日間の週末でも、バイクが
非日常に連れ出してくれる!
仕事から帰って首都高を軽く流してみたり、気になっていた遠くのお店に行ってみたり。バイクに乗るようになってから毎日のフットワークが軽くなりました。電車やバスの路線図に縛られることがないので、目的地があれば常に最短のルート。だから週末に何をするか、選択肢がぐんと広がりましたね。その中でも最近一番ハマっているのはキャンプツーリングです。テントや寝袋をバイクに積んで、山の方へ行って一泊して。田舎育ちだから、そうやって自然に触れられるのが本当に楽しいんですよね。こんなふうにバイクがあるだけで、たった2日間の休みが非日常に。平日は全力で仕事をして、週末は思い切り遊ぶ。そうしてオンとオフのメリハリがつくのもうれしいですね!
快適な移動とはいかずとも、
それを補って余りある楽しさ!
「バイクでの移動は冬は寒いし、夏は暑いし、雨が降れば全身ずぶ濡れ。快適性だけを考えれば、バイクはクルマに到底敵いません。なのになぜ、こんなにもバイクが楽しいのか。それは運転するときの手綱を握っている感覚にあると思うんです。エンジンの鼓動を感じながら、全身で風を受けて走る爽快感。これを一度味わうと抜け出せませんね。小さい頃から聞いてきた父のバイク自慢、今僕に子供がいたら同じように話してしまうんだろうなぁ(笑)」(佐藤さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!