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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続いてジープのチェロキーに乗る菅さんが登場。愛車との出会いを聞いてみた。
始まりは偶然の出会いから。
ロマンで選んだ同い年の相棒!
実は最初に乗りたかったクルマはチェロキーではありませんでした。もともとは自動車のポータルサイトで見つけたシボレーのタホを買おうとしていました。そこのカーショップの方と相談して、お店に行く日にちも決めていたんですけど、運悪く他の人に購入されてしまって……。そんな悲報から数日経ったあるとき、やり取りしていたカーショップの方から“同い年のクルマが入った!”と連絡をもらったんですよね。そうして提案してもらったクルマが、今乗っているクルマです。その時点ではチェロキーというクルマを知らなかったんですけど、同い年っていう響きにすごく惹かれてしまって、すぐに銀行からクルマ貯金を引き出して契約しちゃいました(笑)。生活にクルマが絶対必要なわけじゃない東京に住んでいるからこそ、相棒はロマンで選びたいって思ったんですよね。同い年のチェロキーと、一緒に年齢を重ねていくってなんだかかっこいいじゃないですか!
古いクルマだからこそ手はかかる。
だけどその分、愛着が湧く!
「チェロキーを購入してから約1年、発売から20年以上が経っているクルマなので、不調は数えきれません。パワステのポンプが壊れたり、ライトがおかしくなったり、真冬の深夜に山道でJAFを呼んだこともありました(笑)。だけどそれらはネガティブな故障ではなく、消耗パーツが交換の時期を迎えただけ。それに最近は信頼できる整備工場やパーツ屋さんとも交流があるので、いつ何が起きても準備万端です。現行車と比べたら手が掛かることだらけだけど、その分かわいく思えてしまう自慢の相棒です!」(菅さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!