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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
菅 守里さん
Jeep Cherokee(2000)
学生時代から続けたクルマ貯金。
自らの仕事で手に入れた夢の愛車!
僕は信号がひとつしかない秋田の田舎生まれで、小さい頃の楽しみといえば、アメ車に乗って父とドライブへ行くこと。運転する姿がかっこよかったし、何より楽しそうに見えたんです。なのでその当時から、大人になったらクルマを買うと決めていました(笑)。そんな幼少期を経て、高校を卒業後はグラフィックデザイナーを目指して上京。専門学校に通ってデザインの勉強をするなかで、個人でデザインの仕事を受けるように。そうして自分の手で稼いだお金は、すべて将来のためのクルマ貯金にしていました。それが丸々、このチェロキーを購入する資金になっています。学生時代からデザインの仕事にのめり込むことができたのも、“クルマが欲しい”という原動力があったから。そのおかげか、結果就職活動もうまくいき、現在はアートディレクター、グラフィックデザイナーとして働いています。このチェロキーに乗ってバリバリ働いて、田舎で夢見たかっこいい大人に近づけるように頑張っています!
アメ車らしいマッチョなフォルムと、
どこか不良っぽい存在感がたまらない!
「四角いボディにタフな走行性能が、チェロキーの持ち味。車体からライトにいたるまでを直線でデザインしたかくばったフォルムは、現行車種にはなく、このマッチョな存在感がたまりません! 外装はほぼノーマルだけど、フロントのジープのロゴや、ルーフレールを取ることで、よりソリッドな雰囲気に仕上げています」(菅さん)
「この大径タイヤもクロスカントリーならでは。車体とタイヤのサイズ感が美しい!」(菅さん)
「横から見たときのルックスも最高だけど、僕はリアのむちっとしたボリューム感が好き。仕事の搬入などで大きなものを入れることもあり、広々としたラゲッジに助けられています」(菅さん)
アナログメーターに大径ハンドル、
クラシカルな内装にアガる!
「メーターまわりは極めてシンプル。90〜2000年代のよくあるクルマ、という感じでオーデ内装が僕好み。重めのハンドルも大径なら回しやすいし、アナログメーターは視認性抜群。それに今はナビだってスマホがあれば十分なので、これくらい、がイカしていると思います」(菅さん)
後編に続く。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!