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編集部が気になる人に会いに行く連載「WEEKEND INTERVIEWS」。第33週は、10月3日に初の写真集『可憐』を発売する遠藤さくらさんが登場! これまで見たことがない素顔を披露した写真集について、制作の舞台裏や撮影時の思い出などについて聞いた!
おにぎりタイムから海辺の水着まで
自分が知らない自分が写ってる
──写真集をつくることが決まったときの感想や意気込みを教えてください。
「え、私が!?」とびっくりしました。私に写真集のお話が来ると思っていなかったので、うれしいという気持ちの前に驚きがあって。そして、自分が写真集を出すことに不安もあったので、「私で大丈夫ですか?」って確認しちゃいました。
──これまで乃木坂46の先輩やメンバーも写真集を出していますが、遠藤さんにとって写真集とはどんな存在?
先輩方や同期のメンバーも写真集を出していますが、そこではふだん見られない姿や表情が詰まっている貴重なもので、私自身見るのが本当に好きなんです。そのぶん、自分からはものすごくかけ離れているもの、という認識がありました。自分はみんなのようにかわいい部分を見せられるのかなって…。
──どのページを見てもかわいい遠藤さんが写っています! 写真集をつくるためまず決めたこと、取り組んだことは?
今回一緒につくってくださったのが、いつもモデルとしてお世話になっている雑誌『ノンノ』の編集さんでした。私のことをずっと見ていて、知ってくださっていますし、安心と信頼を寄せているので、「全部お任せします!」とお伝えしました(笑)。衣装はすべて似合うものを用意してくださって、出来上がった写真もどれも素敵でした。
──今回、名古屋と沖縄で撮影したとお聞きしました。撮影場所はどうやって選びましたか?
最初に撮影する場所を決める際、私の思い出やなじみのある場所にしようというお話になって、地元の名古屋での撮影となりました。結果、私自身大好きだった場所、思い入れがある場所で撮ることができてうれしかったです。なかでも、(名古屋国際会議場)センチュリーホールは、吹奏楽部で活動していた中学生、高校生時代に、よくコンサートを聴きに行ったり、演奏をしに行ったりしたので感慨深かったです。
乃木坂46に入る前、友達と楽器を持ちながらここで写真撮ったな〜なんて懐かしい気持ちにもなりました。沖縄は、初めての水着カットの撮影も予定していたので、海やプールといったロケ場所を考えて、スタッフさんと相談して決めました。
──一連の水着カットはどれも健康的なかわいさがあります。きれいな海やプールでの撮影はいかがでしたか?
水着での撮影は初挑戦だったので、こんなに緊張するものなのかと実感しました(笑)。でも、周りにいるスタッフさんのおかげで緊張もほぐれて、途中から沖縄のきれいな海にテンションが上がりながら、すごく楽しい撮影ができました。
──いろいろな表情の遠藤さんを見られる写真集ですが、ご自身のお気に入りのカットは?
先行カットでも出ているのですが、古民家でおにぎりを食べているカットは全部好きです。自分でおにぎりをつくったのも楽しかったですし、あんなに無邪気に食べている姿も撮られたことがなかったので、自分で見ていてどこか面白くて笑っちゃう(笑)。あんなにむしゃむしゃ食べている顔、本当に見たことない!(笑)
──ごはんを食べるのは好きなんですね。
好きです! たくさん食べるわけではないけれど、すごく好きなので、つい素の感じが出ちゃったのだと思います。
──遠藤さんがこの写真集で初めて経験した楽しかったことは?
名古屋の水族館でイルカと一緒に走ったことですね。写真に写ってくれたイルカが本当に人懐っこくて、私が歩く先についてきてくれるんです。心を通わせていたんですかね。かわいかったなぁ。この水族館も、小学生のころに校外学習で来ていたので懐かしかった!
あと、出来上がった写真を見て、自分でも初めて見る表情がたくさんありました。桜の木の下で爆笑している写真があるのですが、この顔はこの時この撮影じゃないと出ませんでした。私を知ってくださっている方にとっても、初めての私を見ていただけると思います。
──みんなにとっての新しい遠藤さくらさんを楽しめる一冊ですね。タイトルの『可憐』の意味を教えてください。
「可憐」は、女性にとって憧れのある言葉。私自身、ずっと可憐でありたい気持ちを持っているんです。なので、この言葉を自分の写真集につけることにプレッシャーもあり悩んだのですが、素の自分を写していただいた写真を見ていて、これからも可憐な女性になりたいと改めて感じました。そんな思いを込めてタイトルにつけました。
父の兄の影響で趣味はレコード
休日は名盤を探しにショップ巡り
──写真集についていろいろお聞かせいただきありがとうございました。最後に、遠藤さんのオフの日の過ごし方をお聞きしたいです。
オフの日は基本的におうちにいます。映画を観たり本を読んだり、お昼寝をしたり(笑)。そういうゆっくりする時間をつくって、リラックスしています。
──現在、ハマっている趣味はありますか?
レコードが好きです。もともと私の父と兄がレコードが好きで、私も東京に出てきたときに、自分の部屋にも置いてみようと思って、レコードとプレーヤーを置くようになって、だんだんとハマっていきました。私が昔から昭和の曲や歌謡曲が大好きだったので、そのレコードをちょくちょく探しに行っているんです。おしゃれなレコード屋さんは緊張してしまうので(笑)、レコードが置いてある古本屋さんに行って掘っています。先日も兄が遊びに来たので、二人でレコード探しに行きました。他にも兄とは趣味が合うんですよね。
──お兄さんとのレコード探し、楽しそうです! 近々週末のような連休ができたら、どこで何をしたいですか?
基本は家にいるんですけど(笑)、温泉に行きたいですね。素敵な旅館を調べて、お部屋でゆっくりしながら、お風呂に入りたくなったら入りに行って、またお部屋でまったり。(笑)。落ち着いた旅館の中でおうちみたいに過ごす(笑)。こういう過ごし方、すごく贅沢ですし楽しそうかなって。
遠藤さくら|SAKURA ENDO
2001年10月3日生まれ、愛知県出身。2018年にアイドルグループ、乃木坂46の4期生としてデビューを果たす。2019年、24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』で、初めてのセンターに抜擢。2020年より、ファッション誌『ノンノ』の専属モデルを務める。女優としても活動し、近年の代表作に、ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』、NHK連続テレビ小説『らんまん』などがある。現在、主演を務めるFODオリジナルドラマ『トラックガール』が配信中。
乃木坂46 遠藤さくら1st写真集『可憐』 公式X :https://twitter.com/sakunohon
『可憐』
撮影:須江隆治(See)
¥2,400/集英社
●10月3日発売
乃木坂46・4期生のエースメンバーの遠藤さくらが、学生時代や子供の頃の思い出の地である名古屋、きれいな空や海が広がる開放感のある沖縄を訪れ、素の笑顔やはしゃぐ姿を見せる。さらに、初の水着&ランジェリーカットに挑戦。ページをそしてめくるたびに「こんなさくちゃん、見たことない!」と言いたくなる、永久保存版の1冊だ。
『可憐』公式HP:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-790134-4
ワンピース(コート)¥107,800/IZA ピアス(MONICE)¥23,100・イヤカフ(右耳)¥9,900・シルバーリング(左手)¥22,000(ともにin mood)/フォーティーン ショールーム 靴/スタイリスト私物
Photos:Sodai Yokoyama Hair & Make-up:Haruna Yamaguchi Stylist:Aya Ishida Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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