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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの連載! 前編に続き、ホンダ GB250 クラブマンに乗る山下遼也さんが登場。バイクに乗る楽しさを聞いてみた。
フットワークを軽くさせる
楽しくて自由な、最高の移動手段!
バイクがあれば、終電や路線図に縛られることなく、好きなときに好きな場所にアクセスできる。本来は面倒なはずの移動時間だって、楽しいものに変わっていく。だから行ってみたい街とか、気になるお店とか、そういう場所へ向かうハードルが下がりました。京都から引っ越してきた僕が、いまこうやって東京暮らしを楽しめているのも、このバイクのおかげなのかもしれません。そして目的地なく走るのも好きで、1人夜の東京を走ることもしばしば。ビルの隙間を縫いながら、風を受けるのがすごく気持ちがいいんですよね。運転だけに集中する、そういう瞬間が気分転換になるから、忙しい毎日を楽しくやっていけるんです
GB250 クラブマンと一緒に過ごす
休暇は、旅行ではなくアドベンチャー!
「昨年の夏、まとまった休みを取ることができ、このバイクで北海道に行ったんです。茨城の大洗まで走って、バイクをフェリーに積み込み、海路で苫小牧まで。そして最北端の宗谷岬を目指す、そんなコテコテのバイク旅(笑)。だけどそれがすごく楽しかったんですよね。だたっ広い北海道の道を走る爽快感とか、旅先で知り合った仲間と交わすコミュニケーションとか。いかにも“旅”って感じが最高でした。道中、スマホなんてまったく触らなくて、動物的に楽しめていた気がします。途中で大雨に降られたり、お尻が痛くなったり、往復900kmを走った過酷で楽しい旅。こんなふうにこれからも、まだ見ぬ楽しい時間を、このバイクと一緒に過ごしたいですね」(山下さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!