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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ! 19回目はモデル・役者として活動する平井佑人さんが登場。人生で初めて購入したという愛車への思いを教えてもらった。
平井佑人さん
YAMAHA Tenere700(2020)
勢いで買ったバイクで
やっと憧れがカタチに!
子供の頃から仮面ライダーが大好きで、バイクが欲しいという気持ちはずっとありました。だけど東京で暮らしていると移動手段に困ることもなく、バイクを買うぞってタイミングがなかったんです。そんな漠然とした憧れを抱えているなかで通うようになったカフェがあり、そこのオーナーさんがヤマハのスクーターに乗っていて。その方と仲良くなるうちに、自分の中にあったバイクへの気持ちがどんどん盛り上がっちゃって、大型自動二輪免許を取得。そして直後、雑誌のモデルとしてバイクに乗る仕事が入ったんです。その現場で乗ったのが、ヤマハの広報車だったテネレ700でした。初めて乗ったパワフルな鼓動感と主人公のバイクみたいな個性的なルックス。虫のように鋭い4灯のヘッドライトも仮面ライダーっぽくて、そこに運命的なものを感じ、そのままの勢いでこのテネレ700を購入しました(笑)
この車体の大きさからくる
抜群の存在感がかっこいい!
「車体や積んでいる700ccエンジンなど、初心者が買うバイクとしてはかなり大きいこのテネレ700。デカイ=かっこいい、という子供のような思考回路で購入に踏み切ったから、買ったばかりの頃は取り回すだけで汗だくになっていて(笑)。今でも車庫から出すのにもひと苦労するけど、乗っているときの楽しさと、見た目のかっこよさが最重要です!」(平井さん)
ファッションまで楽しみながら
イケてるバイク乗りを目指したい
「これは買ってから気がついたことなんですけど、バイクは車体に合わせたヘルメット選びや、どんな服装で乗りこなすかなど、自分のスタイルを作っていくのも楽しみのひとつ。このテレネ700は悪路での走破性を高めたオフロード仕様なので、文脈を合わせてヘルメットは泥除けのツバがついたものに。そういうスタイルであえて都内を走るのがかっこいいと、自分では思っています(笑)。まぁ自己満足の世界なので、テンションが上がるのが一番ですから!」(平井さん)
後編に続く。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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