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齋藤飛鳥が語る「約5年半の連載、卒業コンサート、そしてこれからについて」

齋藤飛鳥が語る「約5年半の連載、卒業コンサート、そしてこれからについて」

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長年にわたって、自身の感性やファッション観を見せてくれたかけがえのない時間を、齋藤飛鳥さん本人とともにプレイバック! いまだから語れる思い出や本音も飛び出した!? 感謝の気持ちと大きなエールとともに、来たる卒業コンサートについても聞いた!

齋藤飛鳥さんのメンズノンノ連載インタビュー
シャツ¥28,600・パンツ¥24,200(ともにハイク)/ボウルズ 靴(ロドリリオン)¥35,200/ネペンテス ウーマン トウキョウ 靴下/スタイリスト私物

連載の着こなしに影響を受けて
メンズの私服が増えていった

すべての撮影が終わった後、「男性ファッション誌でこんなに長い間、連載をやらせてもらえると思っていなかったので、すごくうれしい」と笑顔で話してくれた。飛鳥さんがこれまで活躍してきた約11年のほぼ半分である5年半ほどの時間をともにしたファッション連載。「服好きの齋藤飛鳥さんに、自分が今着たいと思うファッションを着てほしい」というメンズノンノの思いからスタートした。毎回彼女からのキーワードをもとに服を集め、相談しながらスタイルを組んでいった。

「ずっと自分からお洋服のことを発信していなくて、この連載のおかげで、特に男の子のファンから『飛鳥ちゃんの服が好き』『コーディネートが天才』と言ってもらえることが増えたんです。私はスタッフさんが用意してくれたものをもとに選ばせていただいただけなので、すごく恐縮なのだけど…私の服好きという印象をつくってくださいました。ここでは私が好きなものを自由に着られるし、あわせて着こなし方も学べるので、私がいちばん楽しんでいた企画だと思います(笑)。実際に、撮影をきっかけに衣装で着たメンズの服や似たアイテムをたくさん買いました。例えば『モードとデート』vol.1(2018年1月号)で着たコートに似たツイードのアウターや『2/her』vol.6(2020年6月号)のシアー素材のシャツに近いトップスも買ったのを覚えています」

齋藤飛鳥の卒業コンサートのインタビュー

それ以外にも「誌面用に選ばなかった他のスタイル候補も含めて、すべてに発見と気づきがあった」と語る飛鳥さん。連載をもつ中で、ファッション観にも変化が起きたという。

「柄ものを好きになったのも、ビッグシルエットを着始めたのも連載の影響。今までいいと思っても挑戦してこなかったジャンプスーツやワークベストにも挑戦したりして、圧倒的にメンズアイテムの私服が多くなりましたね。もともと男の子の服が好きではあったけど、メンズのお店に行くのもなんだか気恥ずかしくて(笑)、連載の現場でサイズ感を覚えてネットで買うことも」

撮影を心から楽しんで、さらに誌面を盛り上げてくれた飛鳥さんを、メンズノンノはこれからも応援したい。5月17日・18日に開かれる卒業コンサートの内容についてもすごく気になる!

「一度寂しさは置いておいて、みんなでワイワイ楽しみたいと思っています! また、これからの乃木坂46を担う3期生、4期生、5期生みんなの魅力を見せられるライヴを考えていて、直前までこだわります!」

齋藤飛鳥の卒業コンサートのインタビュー 3

これは終わりの始まりではなく、始まりの始まり。飛鳥さんの新しいスタートにみんなが立ち会っているのだ。帰り際、これからしたいことを聞くと「免許を取って温泉に行こうかな」と、いつものように笑う彼女がそこにいた。

 

Playback!

モードとデート(2018-2019)

ひとつのアイテムを使ってモードと
デートのスタイルを着回す!

齋藤飛鳥さん「ひとつのアイテムを使ってモードとデートのスタイルを着回す!」
2018年5月号

ファンから初めて反響をもらった
思い出に残るルック

衣装がかわいくて、右ページのスカートに似た柄スカートも買ったんです。この時期の握手会に左ページに似た格好をして来てくれた方が多くて。このページの写真を持って「マネしました!」って。すごくうれしかった〜。

 

齋藤飛鳥さん「柄×柄の着こなしに目覚めた印象に残る技ありレイヤード!」
2018年8月号

柄×柄の着こなしに目覚めた
印象に残る技ありレイヤード!

右ページの柄の重ね着をしたとき、「このスタイリストさんすごい」って思った。いい意味です(笑)。パーカを腰に巻いてスカートに見せたり、ファッションって自由でいいなと思ったし、この着こなしで柄×柄に目覚めましたね。


 

2/her (2020-2023)

ひとつのキーワードをもとに
BoyとGirlの2つの着こなしを提案!

齋藤飛鳥さんのピンクの着こなし
2021年7月号

親しい人からも評判がよかった
ピンクをワードローブに追加!

ピンクって私服でも衣装でも着る機会があまりなかったけど、左ページのスタイルは、他の現場のスタッフさんや乃木坂46のメンバーにも褒められたんです。これをきっかけにピンクが気になってシャツやパンツをそろえちゃった。

 

齋藤飛鳥さん「武骨なデニムのセットアップに新しい自分を見つけた!」
2021年10月号

武骨なデニムのセットアップに
新しい自分を見つけた!

右ページのデニムのセットアップも、いろいろな人に褒められた! ジャストサイズも濃紺のデニムも珍しくて、写真もクールな雰囲気なので「カッコいい!」と評判でしたね。自分としても"新しい私"という感覚もありました!


 

Profile 齋藤飛鳥/Asuka Saito
1998年8月10日生まれ、東京都出身。現在、『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系・毎週月曜24:15〜)でMCを務めている。映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』が公開中。5月17日・18日に、卒業コンサートが東京ドームで開催! 卒業を記念した、6年ぶりとなる写真集を発売する。

Photos:Jun Imajo Hair&Make-up:Tomoe Nakayama Stylist:Yoshiaki Komatsu Model:Asuka Saito Interview&Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]

力石恒元

力石恒元

エディター

ファッションからインタビューテーマまで幅広く執筆。音楽、映画、カルチャー、ガジェットなどに精通。

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