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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫るこの企画。前編に続き、ローバー ミニに乗る鈴木 陸さんが登場! 初めてのマニュアル車は苦労もあったという。
慣れないマニュアル運転は、
父のおかげで一人前に!
ギアチェンジしながらクルマを走らせる父の姿を子供のころから見ていて、自分もいつか運転するならマニュアル車と決めていました。だからこのローバー ミニももちろんマニュアルトランスミッション。しかし、MT免許を取ってから一度も公道でマニュアル車を運転する機会がなく、このクルマを迎え入れた当初はめちゃくちゃ大変でした。ギアチェンジもカクカクでエンスト続き、おまけに電動のパワステもついていないから曲がるだけでもひと苦労で(笑)。自動車学校の教習ではしっかり習ったつもりでも、期間が空いていたからさっぱりでしたね。父の助けを借りながら、広い道を使って2週間ほど練習していました。1人で乗れるようになったときの達成感は忘れられません
彼女とデートをするときも
ローバー ミニは大活躍⁉︎
「僕がクルマを好きな理由はすごく単純で、それはかっこいいから。なので一番かっこをつけていたい相手、彼女をクルマでよく迎えにいきます。今どきではないかもしれないけど、クルマでデートっていう響きもアガるじゃないですか。その価値観を彼女は分かっているのか、正直微妙なところだけど、僕のテンションが高いのは伝わっているはず(笑)。つい最近も箱根まで温泉旅行へ行きました。このローバー ミニは、スピードの出るクルマではないからのんびりと。それくらいがデートにはちょうどいいんです」(鈴木さん)
少しずつカスタムをしながら、
動かなくなるまでかわいがりたい!
「この純正色のアーモンドグリーンとホワイトの2トーンカラーも気に入っているけど、いつかはオールペンして、全く違う色に変えてみるのにも挑戦したいんですよね。せっかくの愛車、少しずつカスタムしてムードを変えながら、動かなくなるまで持っていたいですね。ローバー ミニは90〜2000年代を象徴する英国車。だから僕自身も同じ年代の英国古着でコーデを組んで、この春はイギリスっぽく乗り回していきたいです」(鈴木さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!