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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……など、大切な相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
鈴木 陸さん
ROVER MINI(2000)
物置を片付けてみたら、まさかの
クルマを置けるスペースに⁉︎
スポーツカー好きの祖父母や父の影響を受けていて、小さい頃からミニカーやラジコンを集めていました。だから社会人になったらクルマを買う、と漠然と決めていました。だけどいざ具体的に進めてみようとしても、家の近くの駐車場代も高く、なかなか購入に踏み切れなくて。しかしあるとき、自宅の物置スペースを整理していると、そこにちょっとした空間ができたんです。そこで“クルマ置けそうだな”と閃いて(笑)。一般的な乗用車は無理でも、小さいクルマならばと思い、そこで祖母がかつて乗っていたローバー ミニが頭に浮かんできて。それからインターネットでローバー ミニの具体的な大きさを徹底的に調べ、いけると確信。その勢いで手に入れたのがこのクルマです。知り合いのカーショップに手伝ってもらいながら、オークションで競り落としました!
ミニといえばなこの顔。
どこから見ても愛らしい!
「手に入れたローバー ミニは、まさかの2000年の最終モデル。そして走行距離約は約3万kmのワンオーナー車です。外観の美しさから大切に乗られていたことが伝わってくるほどいい状態で、こんないい車両に巡り合えたことが嬉しいですね。丸目のヘッドライトがたまりません」(鈴木さん)
「クルマ全体のフォルム、フロントの曲線に合わせて、ミラーは純正の四角のものから丸型に変更。細部までこだわりました」(鈴木さん)
ウッドとレザーの組み合わせで
インテリアの雰囲気も抜群!
「ウッドを使ったモトリタのステアリングや、ボディと同系色のレザーシートなど、インテリアにも英国らしさが出ています。どこかクラシカルな内装だからか、ファッション好きの彼女も気に入ってくれました。ラゲッジスペースは気持ち程度だけど、2人旅なら余裕!」(鈴木さん)
後編に続く。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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