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『東京卍リベンジャーズ』のヒットで再び脚光を浴びることになった「ヤンキー漫画」。80年代に始まり、現在まで脈々と続いている、このジャンルはなぜ人気を得てきたのか。メンズノンノモデル中川大輔へのインタビューを通じて、ヤンキー漫画の魅力を探る!
メンズノンノモデル中川大輔がハマった!
『ろくでなしBLUES』の
しびれる名シーン
メンズノンノモデル中川大輔も、『ろくでなしBLUES』の大ファン。この名作の印象的なシーンを教えてもらった。
卒業式で答辞を読む輪島の姿に
ぐっときてしまう
あらゆる新作の人気漫画を読み尽くしてしまった高校2年生の頃、名作と呼ばれる昔の漫画に挑戦してみようと近所の書店で手に取ったのが最初の出会いでした。舞台になっている吉祥寺はよく行っていたので、「ここの風景は見たことある」と懐かしい気持ちになりましたね。主人公の太尊や東京四天王と呼ばれるライバルもかっこいいんですが、サブキャラもいい味を出しています。強く印象に残っているのが、何度も留年した輪島がようやく迎えた卒業式で答辞を読むシーン。「年くった分出おくれたなんて思っちゃいない。ここで得た物を今後の人生にいかに活かすかだ」というセリフを自分自身と重ねてしまいました。
輪島が卒業式で答辞を読む名シーン
「留年を重ねた輪島と、大学在学中に芸能界へ飛び込んだ自分が重なりました。自分は遅いデビューだったけど、その時間もムダじゃなかったと思えたんですよね」(文庫版10巻)
仲間を守るために拳を振り上げる太尊
「強くて、仲間思いで、そして一途。太尊というキャラは本当に魅力的です。ケガをしている相手の弱点を狙わなかったり、最後まで筋を通そうとする姿も憧れます」(文庫版25巻)
Composition & Text:Masataka Kin
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