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REVIEW
BOOK
『余拍』
川上洋平
宝島社/¥1,650
[Alexandros]のヴォーカル&ギターの初エッセイ本。シリアで過ごした少年時代、大学時代のバンド活動、会社員と二足のわらじを履いた20代、そしてバンドが成功するまでを素朴な語り口でつづる。恋愛について、戦争についてなど、個人的なトピックについても内面を吐露し、曲の背景にある素直な思いを自分の言葉で伝えている。
『天才たちの未来予測図』
高橋弘樹編著
マガジンハウス/¥1,100
超一流の学歴を持ち、今まさに第一線で活躍する学者たち。彼らは今どんな研究をしているのか。成田悠輔(データ科学)、斎藤幸平(経済思想)、小島武仁(マッチング理論)、内田舞(脳科学)が雑談のノリを交えつつ、自身の研究の今とこれからを語る。経済格差、政治不信を乗り越えるには、賢者たちの言葉がヒントになるはずだ。
『光が死んだ夏』2巻
モクモクれん
KADOKAWA/¥704
山で行方不明になり、1週間ぶりに戻ってきた高校生の光は、“中身”が別の何かになっていた。幼なじみで親友のよしきは新しい「光」に戸惑うが、突き放すことができない。やがて村で異変が次々に起こり、不穏な気配が漂い始める。「光」の中にいるのは何なのか。ぞっとする不気味さと甘酸っぱさが入り交じる異色の青春ホラー漫画。
Text:Kenji Takazawa
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