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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……大切にしている相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! 前編に続き、マツダ ロードスターに乗る児林幸輔さんが登場。フリーランスデザイナーとして活動する彼のクルマとの向き合い方を聞いてみる。
自由な働き方に欠かせない、
クルマは最高の移動手段
フリーランスのデザイナーとして独立する前は、都心に住んでおり、通勤や遊びでの移動は電車やタクシーが主でしたし、それで困ることもありませんでした。しかし勤めていた会社から独立し、勤務先に縛られることがなくなったとき、住む街も自由になったことに気がついたんです。それで都心を離れ、自然豊かな郊外に住む選択をすることに。だから地価も下がり、クルマもぐっと買いやすくなったんですよね。現在でも都心部には週に1度は来ていて、そのための移動手段はもっぱらロードスター。高速道路を運転して1時間ほどなので、遠さも気になりませんし、その移動時間がいいオンとオフの切り替えになるんです。何よりも、仕事場までの道中が楽しいって最高です
パワーはなくとも、
軽快な走りが気持ちい!
「ロードスターのエンジンの排気量は1800ccほど。スポーツカーとしては少々物足りない数値ではありますが、車重の軽さと低い車高とが相まって、走りは十分スポーティ。実際のスピードよりも体感速度が速く感じられるので、法定速度での走りがとにかく楽しいんです。安全に走る面白さを実感できる、僕の性分に合ったクルマですね。まぁ、たまに友達のBMWに乗せてもらうと、パワーのあるクルマも欲しくなってしまいますが(笑)」(児林さん)
次なる目論見はAT→MTへ。
ミッション載せ替えをしてみたい!
「見た目も走りも100点満点のロードスターだけど、オートマ車というのが唯一気になるところ。本当は、購入の段階でマニュアル車を選びたかったのですが、巡り合わせがどうもなくて。だから今はミッションの載せ替えを検討中です。ギアを変えながら走るなんてクルマと一体になっている感じがして、絶対に楽しいじゃないですか。だから載せ替えるミッションを積んだドナー車が見つかり次第、クルマ屋さんに頼んでみようと思っています。もちろんお金がかかることですが、一生の相棒と思えるからできること。これから先、できるだけ長く乗っていきたいです」(児林さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!