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今回は、2人にゆかりのある人たちから「この機会に聞いてみたいこと」を募った。この企画が掲載されたメンズノンノ10月号の発売日が、映画『HiGH&LOW THE WORST X』の公開日と同じだったということにちなみ、ユウタヘは共演者たちから、ショウタロウへは彼のアイデンティティであるダンスに、同じく携わる人たちから熱い質問が寄せられた。2人へのリスペクトを感じる深い質問から、和気あいあいと話せる気楽な質問まで。メンズノンノから聞きたかったこととあわせて、2人仲よく並んでときにふざけながら、でもどの質問にも真剣に答えてくれた!
s**t kingz
shoji、kazuki、NOPPO、Oguriの4人からなる世界的に活躍するダンスパフォーマンスグループ。NCTをデビュー前から見守っている。舞台『HELLO ROOMIES!!!』が全国で約20,000人を動員。
世界中の楽曲で、この曲のこの振り付けが好き、というものを教えてください!
ショウタロウ(以下、S):それこそ、シッキンさんが振り付けたNCT Uの「The 7th Sense」! 僕もオンラインライヴで1回踊ったんですけど、ヒップホップという枠には収まらない、シッキンさんにしか作れない独特な世界観と振り付けで、"ならでは"のスタイルみたいなものがありつつ、サビにちゃんとキャッチーな振りがあるのが大好きです!
NCTの楽曲の中で、一番踊るのが難しいと感じるのはどれですか?
S:僕、NCTの楽曲のダンスはいろいろ踊ってきましたが、今までやってきた中では、やっぱり一番「The 7th Sense」が難しかったです! 多分自分がそれまでやったことのなかったスタイルだったっていうのもあると思いますが、曲自体が独特なのもあって、音の取り方とかも他の作品とはだいぶ違うんですよね。そして、表現力もすごく必要な曲なんです。技術的なこと以外に、そういう面でも難しいと思いました。
ダンスやパフォーマンスで、グッとくるポイントってどんなとこですか?
S:みんなとそろったときもグッとくるんですけど、舞台に立って歓声を浴びるときが一番グッときますね。
ユウタ(以下、Y):わかる、単純にね!
S:緊張感からの、舞台に立って歓声を聞いて、自分のテンションが上がる瞬間。それが一番興奮します。
編集部(以下、編):そのとき、頭の中では何を考えているんですか?
Y:晩ご飯でしょ? ショウタロウ、夜に何食べるかって考えてますよ(笑)。
S:あはは! "今夜のご飯なんだろー"って? 違うもん!(笑) 自分がこれまで練習してきたことを、エナジーで爆発させているから、何も考えていないかも。強いて言えば、"よし、見せつけてやろう!"みたいな感じ。
未来のダンサーたち
編:プロフェッショナルからの質問以外にも、パフォーマーの道を志すダンススクールの生徒さんにも質問をいただきました。彼らにとってNCTは憧れの的ですよね。おふたりも、世界中の人がNCTのカバーダンスをアップしているのを見たことがあると思います。
S:はい! 見たことあります!
Y:うれしいね!
おふたりにとって〝ダンスがうまい〞ってどういうものだと思いますか?
Y:ダンスがうまい…あ〜なるほど、面白い質問ですね。僕はショウタロウと違って、ダンスに特化して訓練してきたわけではないので、技術的なことよりも、表現力を重視しますね。自分自身が踊るときもそうだし、誰かのダンスを見ても感じるのは、圧倒的にその人の表情と、どういうふうにそのダンスを見せるのかということの大切さ。同じ振り付けでも、人によって解釈の違う微妙な差で、すごく色っぽくなったり、躍動感が生まれる瞬間があると、"あぁこの人、自分の見せ方をわかってるんだな、カッコいいな"と思います。
S:まさしくユウタ君が言ったとおりなんですけど、結局"うまい"って、見る人によって基準が違うと思うんです。
Y:ね、そうだよね! 簡単に判断できることじゃない。ダンスも表現のひとつだから。
S:そうそう! でも、"うまい"って表現できることではないとしても、その中でも基礎ができているかっていうのはあるんですよね。だから基礎を学ぶことを大事にしつつ、自分のスタイルを追求することが必要かも。
Y:たしかに。基礎はやっぱり不可欠だよね。自分が見つけたスタイルを磨くにも、基本に何度でも立ち返らないと。
今までダンスをやってきて、一番上達したなと感じたのはいつ?
S:えーと…今! つねに今です! えへへ。新しいことにチャレンジしているときが、一番成長を感じます。今も毎日がチャンスだと思っていて。NCTに加入してから、これまでやってきていないこともたくさん挑戦しているんですけど、そういう機会に恵まれる環境にいると思います。それを自分できちんとモニタリングしてやりきったら、ステップアップできるんじゃないかって思います。
ReiNa
NCT 127やNCT Uの楽曲の振り付けを手がけ、一躍話題に。ダンサーとしても世界を股にかけ活躍している21歳。
日本と韓国のダンスシーンで大きな違いを感じたことはありますか?
S:日本のダンスシーンでは、幼い頃からダンスを始める人が多いけれど、韓国では高校〜大学生になってから始める場合も多いと聞きました。全体的なイメージとしては、日本はナンバー(イベントでのダンスチーム)の制度がわりと盛んですが、韓国では国内のダンスイベントが多いというよりは、海外のダンス大会に出るケースが多いとも聞きました。深夜のクラブでのダンスショーケースイベントなどは、韓国では多くはないような気がします。でも最近韓国はダンスの番組などがすごく人気で、ダンスシーンが盛り上がっていますね!
「Make A Wish(Birthday Song)」の振り付けの第一印象は?
S:"これキタ!! イェス!"。自分のスタイルにもガッチリとハマった気がして、振り付けを習うのがすごく楽しかった印象です。デビュー曲がこれで、"よっしゃあ!"と思いました。特に好きなポイントは、最後の恐竜ポーズでの足をパタパタさせるところ。
行ってみたい場所は?
S:L.A.、ヨーロッパ圏。昔、本当にアメリカへダンスの修業に行こうかと考えたことがあったので、機会があったらメンバーとアメリカでレッスンを受けたいです。
2人が今、ハマっていることは?
Y:ハマってることかぁ。
S:僕、あります! 韓国の「アユクデ」っていう、アイドルが出演する体育祭みたいなテレビ番組に出るんですけど(インタビュー時)、そこでアーチェリーをやっていて。それがきっかけで、プライベートでも最近ハマっています!
Y:腕前は?
S:腕前は…そんなにうまくできない…えへへ。あんまり上手じゃないんで、期待はしないでほしいんですけど(笑)。でもこの間、10点取りましたよ!
Y:おー、すごい! めっちゃいいじゃん! 僕は散歩にハマってます!
S:えぇ~?(笑)
Y:あはは、ほんとほんと(笑)。音楽を聴きながら漢江をふらりと。ちょっとこう、歌詞じゃないですけど、言葉を書き留めたりとかしてますね。たそがれるの好きなんですよ、僕。
S:景色がよくて気持ちいいもんね。散歩は夜派?
Y:ずっと昼派だったんだけどね、今は暑いから(インタビュー時)、夏は夜にしようかなって思っているところ。
NCT 127のドームツアー、ショウタロウさんはどう感じた?
編:ショウタロウさんは、NCT 127の日本のドームツアー、観に来ていましたよね!
S:行きました! めっちゃ楽しかった!
編:以前のインタビューで、NCT 127のコンサートを観て渡韓を決意したと話されていましたが、あらためてドームツアーを観てどうでしたか?
Y:ショウタロウ、いつぶりだったんだっけ?
S:武蔵野の森公演以来!
Y:じゃあファンのみんなと同じ、2年3か月ぶりだ!
S:久しぶりだったけど、規模がもっと大きくなっていたじゃないですか。やっぱりパワーアップしてるな~! っていうのをすごく感じました。僕はNCTに加入してから、客観的に仲間のコンサートを観る機会が今までなかったんですけど、いつもは身近で見ているメンバーたちがステージで輝いているのは、やっぱりすごく感動したし、より楽しかったですね。
Y:いっぱい来てくれてサンキュー! めちゃくちゃうれしかった!
メンズノンノ読者に、聞いてみたいことはありますか?
Y:読者の皆さんにか~! えっと、僕ら最近、いっぱいメンズノンノに出ていますけど、どうですか!?(笑)
S:あはは! シンプルに感想を求めてる!
編:実際、おふたりはすごく人気ですよ。メンズノンノモデルにも熱烈に憧れている子たちがいて、ユウタさんのマネをして髪を染めた子もいるし。
S:えー、すげー!
Y:知ってますよ! NCT 127のカバー撮影のときにも、メンズノンノモデルの皆さんがテストシュートしてくれましたもんね。
S:あっ! 思いついた! ハイ!(挙手) 僕は、メンバーとかにも日本でおすすめの場所を聞かれることが多いので、日本に行ったらどこでショッピングするかとか、皆さんのお気に入りのスポットが知りたいです。おしゃれな男子たちはどこで遊んでるのか…特にマニアックな場所を教えてほしいですね。知ったかできるところ!(笑)
今後もニュースがめじろ押しの予感ですが、みんなに楽しみにしていてほしいことは?
Y:久しぶりにNCT 127のアルバムが出ます(編集部注:インタビュー時。『The 4th Album- 2 Baddies』を指しています)。すごく大人になった127をお見せできると思います。ちょっとポップで、なおかつ色気もあって、新しい。今レコーディングをしているところですが、いろんなテイストの曲がたくさんあって、特に今回は本当に"攻めてる"。まぁ127っていつも攻めているんですけど、でもその攻めている感じが、いよいよ自分たちも消化できるようになってきたなという。今までの曲だったり、衣装だったり、メイクだったりって、実は僕ら自身もちょっと圧倒されているところがあったんですよ。だからけっこうひと苦労していたんですけど、今回のアルバムはリアルな今の僕らにマッチする部分があって、それを見ている人も感じ取ってくれるんじゃないかなって思います。大人で、なおかつ"攻めてる127"を見てもらえると思うんで、楽しみにしていてください。あとはもう、HiGH&LOW! これはもう、いっぱい観てほしいです。
S:僕はdTVで、日本で初めてのバラエティ冠番組に出演しています。ユウタ君と一緒なのですが、僕たちの私生活をお見せするような自然体な感じで楽しく撮影しました(編集部注:インタビュー時)。2泊3日の旅行を通して、また新たな一面を見つけていただけると思うので、マストでチェックしてほしいと思います! そしてこの号が出る頃には「SMTOWN LIVE」でも新しい舞台をお見せできたと思います。
Y:ショウタロウはこれからすごくね、日本のファンの皆さんに向けても絶対にいろんな露出があると思うんで、それも楽しみにしていてください!
S:ユウタ君、フォローありがとうございます!
編:期待が高まりますね。今月も盛りだくさん、ありがとうございました!
S:楽しかったです! ありがとうございました!
Y:続けて僕はHiGH&LOWのインタビューですね。
S:僕は横にずれまーす!
Y:あはは! 一緒に聞く?
ユウタが出演した
『HiGH&LOW THE WORST X』の
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今回は、編集部からモノクロ写真だと聞いていたので、それに映えるスタイリングを意識しました。メインアイテムのセットアップは、韓国国内で着々と実績を積み、スタイリストからの注目度も高い「MÜNN」。細部にこだわり服を作っているテーラーブランドなので、パンチのあるデザインの中にも品格があります。個性的なパターンがとてもよく似合う2人に、ツインコーデになるセットアップを提案。マスキュリンなデザインにあえてヒールを合わせたりと、ひと筋縄ではいかないセクシーさを意識しています。
YUTA
JACKET・PANTS・INNER/MÜNN NECKLACE/VIOLLINA SHOES/STYLIST OWN
SHOTARO
JACKET・PANTS・INNER/MÜNN NECKLACE/VIOLLINA SHOES/STYLIST OWN
「RESONANCE」
NCT
NCT 127、NCT DREAM、WayV、そしてNCT Uと、さまざまなユニットが大集結している多国籍ボーイズグループNCT。圧倒的なパフォーマンススキルや最先端のファッション、彼らが個々に持つ魅力的なキャラクターで、世界中に多くのファンを持っているボーイズグループだ。歌、ダンス、ラップなど、どれをとってもハイレベルで、一度観たら忘れられない!
Models:YUTA SHOTARO[Both are NCT] Photos:Heehyun Oh Hair:Songhee Han Make-up:Seongeun An Stylist:Youngjin Kim Coordination:Shinhae Song Asaki Kan Sachiko Tanno[TANO International] Logos:ZUMA
※この特集中の衣装は韓国で用意されたものであり、日本国内の問い合わせ受け付けはありません。
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