▼ WPの本文 ▼
アナログならではの音の味わい、好きな音楽を所有する満足感、仲間とのレコード談議……とレコードの楽しみは尽きない! 音楽通の河原太朗さんとショップを訪ね、その店とそこで見つけたレコードについて話を聞いた。ショップの個性を知れば、世界が広がるはず!
先輩に教えてもらった、僕らの学びショップ
人気ショップをもっと楽しむ方法やちょっと背伸びして行きたい店を、先輩にナビしてもらいました。
PROFILE
ベースにギターに鍵盤、サックスまで演奏するマルチプレーヤーの河原太朗さん。ソロ・プロジェクトとしてTENDREを主宰。国内の主要フェスには軒並み出演し、9月14日にセカンドアルバム『PRISMATICS』をリリース。
Meet
TENDRE 河原さんに聞いた
レーベルも運営するショップでは数珠つなぎに発見
幼少期からジャズ、ソウル、R&Bなどのレコードに囲まれて育った河原太朗さんにとっては、ここJAZZY SPORTは肌に合うショップのひとつ。
「自分のルーツや好きな音楽性との相性がいいのでよく立ち寄ります。レーベルも運営するお店のためセレクトに特色があり、ひとつ好きなレコードを見つけたら、ほかにも好きなものを発見できることが多い。すでに知っているものはネットで買うので、わざわざ足を運ぶのはプラスアルファの発見を求めているからですね。好きなアーティストだけど、この盤はなんだ? とか」。日常的にレコードを買う河原さんにとって、その魅力とは?
「レコードをフィジカルと呼ぶことがありますが、その言葉どおり、モノとして残しておけることに意義がある。それに、1曲を深く味わえます。ジャケを頼りにまず手に取って、買うか迷いながらクレジットまで読み込み……プロデューサーやスタッフ陣をチェックするのは制作背景をのぞく感覚。サブスクではわからない内容が書いてあることも。ビジュアルはコンセプトを具現化したものだから、ジャケが強いと音も面白かったりするんですよ」
Dig
ファンクの洋楽棚を重点的に探す
Vinyl
Artist——Afrique
Title——SOUL MAKOSSA
「ジャケの雰囲気がいいと思ったら、好きなベーシストであるチャック・レイニーほか、ミラクルなメンバーが共演するアルバムでした。最近、個人的にギターサウンドに注目していて、これは買いです」。本気のディグでジャズファンクアルバムを購入。
SHOP INFO
「リアルミュージックとスポーツの融合」というコンセプトを掲げ、レーベル兼プロダクションとしても運営されているJAZZY SPORTの五本木店。
●Jazzy Sport Music Shop Tokyo 目黒区五本木3の17の7 TEL:03(6452)3916 営業時間:14時30分〜19時 土日祝休
※店舗の営業時間や休業日は変わる可能性があります。
Photos:Kyouhei Yamamoto Composition & Text:Takako Nagai
▲ WPの本文 ▲