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これから世界に羽ばたいていく“アーティストの卵”たちの作品が展示される「コミテコルベールアワード 2022 –The beauty of imperfection–」が10月15日(土)〜10月30日(日)まで東京藝術大学大学美術館本館で開催される。
コミテコルベールアワード 2022
–The beauty of imperfection–
未来の文化とアーティスト育成を目的とし、東京藝術大学とコルベール委員会ジャパンが共同で発足したこのアワードは、3回目となる今年で最終回。東京藝術大学の学生が、「The beauty of imperfection」をテーマに制作したアート作品の中から、一次審査を通過した12作品を選出し展示。10月14日の授賞式では、さらに優秀作品3点が決定する。
【コルベール委員会とは】
1954年にゲランの創始者であるジャン・ジャック・ゲランの主導で創設され、“美しい暮らしを伝える”という理念のもとに活動する。シャネルなどフランスのラグジュアリーブランド92社と17の歴史的文化施設のほか、6つのブランドが欧州メンバーとして参加している。
The beauty of imperfection
(不完全な美)の意味するところ
海外では“わびさび”と訳されることもある言葉、「The beauty of imperfection(不完全な美)」。日本にいる私たちにはもっと深い意味があるように感じられるもの。ダイバーシティやインクルージョンという概念が浸透しつつある今の時代において、“不完全な美”とは何なのか。学生たちがそれぞれの感性で表現する。
展示されるのは、
一次審査を通過した全12作品
心に響いたり、考えるきっかけをくれたりするような12作品のラインナップ。展覧会では上記作品に加え、過去の優秀作品6作品も展示。アート好きの僕らが、同年代の担い手たちと感性を共有をする絶好のチャンスだ!
コミテコルベールアワード 2022
–The beauty of imperfection–
会期:10月15日(土)~ 10月30日(日)
開館時間:10:00-17:00(入館は閉館の30分前まで)※月曜休館・入場料無料
会場:東京藝術大学大学美術館本館 展示室3、4
主催:コルベール委員会ジャパン/東京藝術大学
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
URL:https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2022/10/CCA2022.html
※事前予約制ではないが、今後の状況により、変更及び入場制限等を実施する可能性あり
■コミテコルベールアワードの
これまでの歩み
2017年、コルベール委員会は東京藝術大学と提携し、若手アーティストを対象としたアワードを初めて開催。2014年のコルベール委員会創立60周年に掲げた「2074、夢の世界」という60年後のユートピアをテーマに、 50名の東京藝術大学学生がアート作品で表現。同年秋、優秀作品に選ばれた3作品がフランス最大のコンテンポラリーアートフェア FIACにて展示された。
アワードの成功を受け、東京藝術大学とコルベール委員会は、この素晴らしい冒険をさらに3年間続けていくことを決意。各年にテーマを設け、2018年は「現代における人と自然」、2019年は「令和:新しい時代」、そして最終回となる2022年は、「The beauty of imperfection」をテーマに学生たちが絵画、平面作品、写真、映像、 インスタレーションなどさまざまな作品形態で表現する。
問い合わせ先
美術館ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600
Text by Sayaka Arai
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