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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……大切にしている相棒にまつわるストーリーを深掘りして、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
伊藤亜力さん
Jeep Grand Wagoneer(1989)
戦隊ヒーローよりも何よりも、
真っ先に好きになったジープ
大人になったらジープに乗る、子供の頃に決めた夢を現実にしたのがこのクルマ。そう思うようになったきっかけは、父が乗っていたジープのチェロキーにあります。当時の週末はよく家族でドライブに出かけていて、それがすごく楽しみだったんです。そんな幼少期を過ごしていたから、クルマ=楽しい、ということを物心がつく前から知っていたんでしょうね。周りの友達が朝の特撮ヒーローに夢中になっている中、僕だけはミニカーやラジコンでずっと遊んでいましたから(笑)。お気に入りのおもちゃの最上位が、父のチェロキーだったんですね。その嗜好のまま現在にいたり、人生初の愛車にこのワゴニアを選びました
「車体を見つけるのに1年、整備に1年かかって、納車までのお預け期間がめちゃくちゃ長かったこのワゴニア。手元にやってきたときは本当に嬉しかったですね。想定していた予算からはオーバーしてしまいましたが、これも出会いと思い、購入にいたりました」(伊藤さん)
かくかくボディに、パワフルな走り。
男心をくすぐるアメ車らしさ
「フロントビューもリアビューも、現行のクルマはないかくかくとしたボリューム感がワゴニアの持ち味。特に後ろから見たときのぼってりとしたお尻がたまりません(笑)。見た目の通り、車重はかなりあるのですが、5,900ccのV8エンジンを積んでいるので、走りはとてもトルキー。エンジンのパワーを間近で感じながら走るこができ、運転しているだけで楽しいんです」(伊藤さん)
ウッドを多用した内装が、
運転席を特等席に変える
「ウッドパネルを使ったボディが特徴のワゴニア。実は内装にも木のパーツが贅沢に採用されているんです。ハンドルやその周りのインパネにもウッドパネルが多く使われているんです。だから木のあたたかみを感じながら運転でき、晴れた日はとっても気持ちがいいんですよ」(伊藤さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!