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「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は、当たり前に全て観ております。ドラマも含め全部観てます」と語る、超マーベル好きのメンズノンノモデル岩上隼也が、MCU作品の中でも高い人気を誇る「ソー」シリーズで主人公のソー役を演じる三宅健太さんと対談!
シリーズ4作目となる最新作『ソー:ラブ&サンダー』の面白さについて、オタクならではの視点で迫った! 最後には、ひと足早く試写会に参加した岩上の、アツすぎる感想も。
\ついに集大成!/
主演声優・三宅健太さんに聞く
「ソー」シリーズの魅力
大人気キャラクターのソーは
三宅さんにとってどんな存在?
岩上:初めまして。岩上隼也です! MCU作品が本当に大好きで、今日はこのような機会をいただけて光栄です!
三宅:今日はよろしくお願いします! 脚、長いね!!(笑)
岩上:(笑)。今回は「ソー」シリーズ4作目となり、アベンジャーズや他のマーベルヒーローの作品へのソーの登場も含めると、本当に壮大なシリーズですが、最初にソー役を引き受けたときは、こんなに壮大な企画が続いていくと知っていましたか?
三宅:もちろん知らなかったです。1作目のときは、とにかくソーの役を自分がやるという目の前の仕事に緊張していました。まさかこんなに大きな企画になるとは…。
岩上:MCU作品の中でも「ソー」シリーズは唯一、単体作品が4作目ですもんね。1作目からソーを演じている三宅さんにとって、声優人生の中でソーという役はどんな存在ですか?
三宅:「光」ですね。劇場公開の作品で、自分が中心人物の役を演じるのは初めてだったということも大きいですし、個人的なことですが、子供が生まれたタイミングでいただいた役でもあって、「この子がソーという役を呼んでくれたのかな…?」なんて思ったりして…。ここから仕事の幅も広がってきました。
岩上:ソーの役柄は、どんなところが好きですか?
三宅:やんちゃなキャラクターなんだけど、すごくピュアでもある。心根が少年なんですよね。暴走しがちなところもあるけど、常に嘘がない。彼は真っ直ぐな言葉が多いので、声優をやらせてもらっていると、すごく澄んだ気持ちになります。
再会が待ちきれない!
最新作にはおなじみのキャラも登場
岩上:4作目は、これまでのシリーズとはここが違う! というのはどんなとこでしょうか。
三宅:違うというよりも、今作は現時点でのソーの集大成なんですよね。これまでの彼の歴史を追体験できるような作品になっていると思います。
岩上:ファンとしては、今作で元カノのジェーンが再登場するというのが最高なんですが、三宅さん的にはどうですか!?
三宅:ジェーンが再登場すると初めて知ったときは、複雑な気持ちでしたね(笑)。かつてお付き合いしていた女性と街でばったり会ったような気持ちに、なぜか自分もなってしまいました(笑)。アベンジャーズシリーズの作中で、別れたことになっていたので、「そういうのも人生だよな…」と自分的には受け入れていたので…。嬉しいんだけど、なんとなく複雑な気持ち。単純にドキドキしましたね、アフレコなのに(笑)。
岩上:今作では、ガーディアンズ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャラクターたち)も登場しますよね。僕はソーと彼らとのかけあいが大好きなのですが、面白くするために工夫しているところはありますか?
三宅:噛み合っているようで、噛み合わない妙みたいなのがあるんですよね。噛み合わないところを面白く見せていく。今回もそんな部分があるのかも…!?
“ラブ&サンダー”この言葉に
全てが詰まっている!
岩上:三宅さんが思う、「ソー」シリーズの魅力ってなんですか?
三宅:主人公が神様ではあるんだけど、シリーズを重ねるごとに、僕ら人間にとって身近な、親近感を持てる面がどんどん出てきた。壮大なアクションや映像も、もちろんシリーズのすごいところですが、ソーの人となりに、観る人が身近さを感じられるところが魅力かなと思っています。
岩上:本当に魅力的なキャラクターですよね。今作のタイトルは『ソー:ラブ&サンダー』ですが、三宅さんにとっての“ラブ&サンダー”ってなんですか!?
三宅:僕にとっての“ラブ&サンダー”!? …映画としては、この“ラブ”というのをどう取るかで話の深みが変わってきますよね。演じさせていただいた身としては、「この映画は確かに“ラブ&サンダー”だ!」と思いました。最初にタイトルを聞いたときは、「“ラブ&サンダー”!? いよいよコメディ色全開なのか…!?」と思いましたが、実際に作品を観てみたら思うはずです、ぴったりなタイトルだと! 未知との遭遇、好きになったりなられたり、誰かと出会って友達になったり…そんな新しい何かが生まれる瞬間って、“ラブ&サンダー”、ですよね。
岩上:なるほど…! お話を聞いて、ますます新作が楽しみになりました!
岩上隼也のアツすぎる感想を公開!
編集部からは「ひとこと試写の感想をいただければ!」とリクエストしていたが、岩上からあまりにもアツい長文感想が送られてきたため、オタク節もそのまま、ほぼ全文公開!
もうめちゃくちゃ面白かったです!! 久しぶりにMCUのビッグ3主演の映画を観ることができて最高でした! エンドゲームの後のソーがどのような心情で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーと冒険をして、何を感じて過ごしているのか、内容に触れるとネタバレになっちゃって感想の伝え方が難しいのですが、とにかく知りたいことを知ることができました。しかしその先の展開はどのようになっていくのか予想がつかず、本当にハラハラドキドキして鑑賞することができ、あっという間の2時間でした…。
なんと言っても、今回久しぶりに「ソー」シリーズに帰ってくるジェーンの話が大注目ですね。なぜマイティ・ソーの力を得ることができたのか、そして以前の作品であっさりとソーと破局してしまった話がありましたが、その伏線回収もしっかりされてて、大満足でした! 前作から監督をタイカ・ワイティティさんが担当しており、映画のテイストがよりポップになり笑えるシーンがたくさんありましたが、今回もたくさん笑っちゃいました!(笑)
しかし笑いだけではなく、戦闘シーンの迫力も素晴らしかったです。今回のシリーズ最大の敵であるゴアのシーンは、予告を観たときから思っていましたが、恐怖を感じる演出もあり…。笑いや、興奮、恐怖、と感情をとても揺さぶられました。そして少しウルっときてしまうシーンもあり、もうたくさんの感情を味わわせてもらいました。ゴア役のクリスチャン・ベールはその役作りのストイックさでも有名ですが、今作での役作りも圧巻で痺れました。
今回は吹き替え版を鑑賞させてもらいましたが、ソーの吹き替えの三宅健太さんの声は、僕が小さい頃から頃に観た作品と変わらず最高でした。どこか落ち着きがありながらも心に響いてくる声は、神でありながら人間っぽい心を持ち合わせるソーにぴったりだなぁと改めて思いました。今回新たな敵として出てきたキャラクターの吹き替えも、どのキャラもハマってて心地良かったです(笑)。
今回ラブアンドサンダーを鑑賞させていただき、なんだかとても元気が出ました! やっぱりMCUって、ソーって最高だな!!と! 今までMCUの作品や「ソー」シリーズを追ってきた人はもちろんのこと、『ソー:ラブ&サンダー』から「ソー」シリーズを観る人でも、今作は過去の作品の時の回想もあり分かりやすく、存分に楽しめると思います! 僕は懐かしい気持ちにもなりました。
僕は公開してからあと2、3回は3Dや字幕でも観たいなと思っております(笑)。
これからラブアンドサンダーを鑑賞しようと思っている人にも、全然興味がないという人にさえも、心からオススメできる映画でした!!
『ソー:ラブ&サンダー』
監督:タイカ・ワイティティ
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、ナタリー・ポートマン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
アベンジャーズBIG3の破天荒な雷神ソーの集大成!シリーズ最大の脅威となる“神殺し”のゴアに、新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた元恋人のジェーンと立ち向かう、2人のソーによる破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏に開幕!
Photos:Naomi Ito Hair & Make-up:Mutsumi Yazawa[Sweets](for Mr.Miyake) Stylist:Muratome Toshihiro[Yolken](for Mr.Miyake)
©Marvel Studios 2022
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