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ホラー映画の確定演出を
回避するために
ルール無用のホラーの世界。窮地に立つ登場人物には共通点が!? その“もしも”のために、危険を回避する術(すべ)を知っておこう。
確定演出 その1
じわじわと迫る敵を前にまさかの(?)大転倒
シリアルキラーやゾンビなど、恐ろしい敵はゆっくりじわじわと近づく。一方で逃げる側は、パニックになりながら全力疾走。そして転ぶ。いや、転ばなくては、その後の展開につながらない。そんなメタ的視点もある。
回避!
いいトレイルシューズを履け!
転ぶ理由のほとんどは、山道や水辺などの路面状況にあり。だからメンズノンノでも紹介されているガチのトレイルシューズを選んで、落ち着いて逃げ切ろう!
確定演出 その2
未来形はNG。思い立ったが吉日!
「この旅が終わったら結婚するんだ」なんてセリフは絶対に言ってはいけない。ホラーの世界では、ハッピーな予定を抱えるやつから死んでいく。吐く言葉はすべて事後報告を心がけよ。プロポーズも、帰国後のうまい酒も、先に済ませておけ。
確定演出 その3
期せずして立ち寄る、不気味な古い洋館
楽しいグループ旅行が一転、悪天候のせいで山道で立ち往生。偶然近くにあった洋館でひと晩過ごすことに……。
回避!
宿泊先は駅前のビジネスホテル一択!
山中の古い洋館の対義語は、駅前のチェーン系ビジネスホテル。どんなトラブルに遭っても、めざすべきサンクチュアリはここ。
確定演出 その4
敵には基本、オーバーキル!
吸血鬼やゾンビのしぶとさを侮るなかれ。倒したはずなのに背後からガブリ。なんてことがないように、仕留めるときは徹底的に。可能な限り相手の弱点を突くべし!
確定演出 その5
シリアルキラーは、電話線をぶった切る
何者かに狙われたとき、電話線は切られ、一本道は土砂がくずれ、帰りの舟は流される。外部との連絡手段を潰(つぶ)していくのがやつらのやり口だ。
回避!
通信手段は無限に確保!
スマホ、携帯、無線、モールス信号用のライトなど、どんなときも独立した通信手段を持つべし。電波に頼らず、信頼できる伝書バトを育てる手も。
Illustrations:Shun Suzuki Composition & Text:Kanta Hisajima
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