▼ WPの本文 ▼
漫画家の大橋裕之が、人気の「A級スポット」でもなければ味わい深い「B級スポット」でもないけど、なぜかちょっと気になる「P級スポット」を調査する連載。メンズノンノ編集部の中林とともに「P級スポット調査隊」を結成し、これまで誰も注目してこなかったスポットを見つけるべく、いろいろな場所をゆる~く散策。第6 回は都内随一の繁華街、新宿歌舞伎町周辺の「P級スポット」を調査していく!
歌舞伎町周辺の「P級スポット」……ビルとビルの狭い谷間
眠らない街、歌舞伎町。「P級スポット調査隊には、ちょっと刺激が強すぎるのではないか…」ということでなんとなく避けたきたのだが、6回やってみてすでにネタは尽きかけており、最終候補の一つとして訪れることになった。夜の街のイメージが強いが、昼間に訪れてみると想像以上に静か。そして、暗闇の中では気づかないようなビルとビルの隙間の細道が、縦横無尽に交差していた。細道はゴミが溢れていて通るのがためらわれたが、大橋隊長が張り切って中に入っていくので、慌ててその背中を追いかける(漫画には描かれていないですが、10本以上の細道を通ることに…)。そして、もうすべての細道を歩いたのではないのかという時に、乾いた銃声のような音が聞こえたため、西新宿の都庁前に移動。普段じっくりと見たことがなかった、新宿のP級スポットがたくさん見つかりました。次回は、某豪華ゲストが参戦予定!
大橋裕之
漫画家。1980年愛知県蒲郡市出身。2005年に自費出版漫画で活動をスタート。代表作に『太郎は水になりたかった』(リイド社)『シティライツ 完全版(上・下)』『音楽 完全版』『遠浅の部屋』(すべてカンゼン)などがある。2021年には『ゾッキ 大橋裕之 幻の初期作品集(A・B)』が、竹中直人・山田孝之・斎藤工を監督に迎えて実写映画化され話題に。
▲ WPの本文 ▲