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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……イケてる人の愛車(?)がかっこいいのは、そこにストーリーがあるから。そんな“相棒”にまつわるバックボーンを深掘りして、それぞれのライフスタイルをお届け! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
前編に引き続き、カー・シティ・ガイドを運営する中川さん、中村さん、佐々木さんの3名が登場。インスタ発のクルマメディアを立ち上げたきっかけを伺った。
これからクルマを好きになる人の、
入り口となるメディアを作りたい。
中川さん:クルマの雑誌やWEB媒体を見ていると、専門性が先行している気がして。最初からクルマが好きな人が読むなら面白いのですが、知識がないと楽しめない空気がもったいなく感じたんです。そんな漠然とした気持ちを、クルマ仲間の中村くんと佐々木くんに相談したことをきっかけに、現在のカー・シティ・ガイドが動き出しました。
めちゃくちゃ時間を使っても、
フォロワーはなかなか伸びず……
中村さん:とりあえずの勢いでスタートしたカー・シティ・ガイド。今でこそある程度のカタチになっていますが、投稿を始めたばかりの頃はなかなか大変でした。3人とも仕事をしているから、休みの日に集まって発信するネタを相談していて。深夜の駐車場であーだこーだ言っていましたね。
佐々木さん:好きなことをしているから、ネタ作りや撮影にどれだけ時間がかかっても苦ではありません。だけど、試行錯誤して完成した投稿に、いいねが数件しかつかなかったときはへこんだなぁ(笑)。
僕らが大好きなクルマを、
もっと身近な存在にするために。
中川さん:発信する内容は、投稿を重ねるうちに少しづつ固まっていきました。ただかっこいいクルマを見せるだけではダメ。カー・シティ・ガイドで伝えていきたいのは、その1台でどこへ行って、何をするのか。ライフスタイルの一部としてクルマのある毎日を提案していきたいんです。
中村さん:そしてクルマを持つ上で気になる疑問を、解消できるともっといい。だからお金にまつわる投稿もしています。インスタのアンケートを使い、年代別のクルマの年間維持費を調べ、それをまとめてアップしていたり。リアルな金額感を知ることで「意外と買えるかも!」と思ってくれる人が増えると嬉しいです。
佐々木さん:さらに最近は、投稿を通じて売り手と買い手がマッチングすることも。オーナーさんが大切に乗ってきたクルマを、次の乗り手に引き継ぐお手伝いができるのは本当に嬉しいです。既存の枠組みに捉われず、少しずつできることを増やしていきたいですね。
中川さん:現在の活動が始まって約半年。メディアとしてはまだまだ未完成ですが、クルマというひとつの趣味の入り口として、このカー・シティ・ガイドをじっくり育てていきたいです。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!