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流行りに乗って趣味を見つけるのも楽しいけど、自分が好きならば流行なんて関係ない!! ちょっとニッチな好きなモノ・コトをいろんな人に聞いてみました。
少年時代のロマン…!
今ふたたびの遊戯王OCG
お話を伺ったのは…
FASHIONSNAP.COM
フォトグラファー
TACOSさん
ファッションをテーマとしたWEBメディアで働きながら、休日は秋葉原へ通う決闘者(デュエリスト)。
大人だからできる。
あの頃の思い出をこの手に
ファッション業界で働くTACOSさんは、遊戯王カードのコレクターとして2020年に覚醒。「懐かしさから応募したコナミのキャンペーンに当選し、ステンレス製のブラック・マジシャン・ガールをゲット! アクリルケースにディスプレイされたカードは、まるで芸術作品。もっと欲しいと思うように」。久しぶりの1枚を手に、コレクション欲は加速する。「それからは本当にスピード感がありました。当時欲しかったカードを求め、休日はカードショップへ。あっという間にコレクションケースが埋まってしまいました」
総額150万円以上…!
当選したブラック・マジシャン・ガールは追加ストックし、未開封のまま厳重に保存しているものも。近頃は海外版の高レアリティカードも気になっているとか。
世界最古のRPG!?
TRPGを知っているか
お話を伺ったのは…
[右]美術品制作 石川陽一さん
[中]衣装デザイナー 鈴木和人さん
[左]コンサルタント 山守凌平さん
友達の友達つながりで集まったゲーム好きのチーム。この3人以外にも、学生から社会人まで、多様なメンバーで構成。
言葉だけのゲームなのに
臨場感がハンパない!
電子機器は一切使わずに、言葉だけで壮大な世界を冒険するTRPG。「もともとアナログゲームが好きで、その中でも古くからあるTRPGにハマったのは数年前から。ネトフリのドラマ『ストレンジャー・シングス』で少年たちがやっていたアレというとピンとくる人もいるかも?」(鈴木さん)。「想像力と文章力を使って、空想上の世界を遊ぶ感覚は唯一無二! 長時間プレーした翌日は、まだその世界にいるような不思議な感覚があります(笑)」(石川さん)。「フィールドは僕らの頭の中だから、その可能性は無限大」(山守さん)。ボドゲや脱出ゲームの次は、TRPGブームが来るかも!?
キャラシートや
設定集が必需!
超ざっくり解説!
《TRPG》って!?
テーブルトークRPGの略。その名のとおり、テーブルを囲み会話で進行するアナログゲーム。1974年に発売された『ダンジョンズ&ドラゴンズ』はTRPGの元祖。
《基本的な遊び方》
ひとりのゲームマスターが用意したシナリオとルールに沿い、プレーヤーがそれぞれに割り当てられた役割を演じながら会話でゲームを進行。ゲームの舞台となる場所の情景をゲームマスターが言葉や資料を用いて説明し、プレーヤーはその中で起こしたい行動を言葉で表現。その行動の結果をダイスで決め、それによってストーリーが変化。
ツイートで届ける時代の
短歌の楽しみ方
お話を伺ったのは…
会社員
ねむけさん
Twitterで短歌を発信する20代、短歌歴7年。短歌アカウントと実生活アカウントは完全に分けているとのこと。(Twitter→@nemuket)
SNSで手軽に読める&詠める文学
「国語の教科書に載っていた穂村弘さんの短歌を読んで興味を持ちました」。そう話すねむけさんは気づけば自分でも短歌を作るようになっていたそうで、きっかけは覚えていないのだとか。「短歌を作ることの魅力は、圧倒的に手軽であること。五・七・五・七・七の韻律の中で遊ぶ“縛り”と“自由度”のあんばいがちょうどいいんです。お金も道具も必要ないので、すぐに始められるというのもいいですね。もちろん、本気で向き合うと深くて大変な趣味でもありますが…。僕は今では『笹井宏之賞』など、短歌の賞にも応募しています」
ねむけさんの自作短歌3選
【指令6】祭りのあとの境内で
「好き」に繋がるしりとりをせよ
辞書が好き。ゴリラのことも死のことも
だいたい同じ熱量がある。
もし君が鮭を食べてるとこ彫って
土産にされたら怒るでしょうが
主な活動はTwitterで!
ねむけさんがTwitterで発表した短歌。SNSでプロからアマチュアまで様々な人が投稿しているのも短歌の魅力のひとつ。
ネットプリントで作品発表も
通称ネプリ。自分の作品をまとめたものを、コンビニのマルチコピー機に登録し、印刷してもらう発表形態。
Text:Miki Higashi(for nemuke) Kanta Hisajima(for TACOS)
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