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漫画家の大橋裕之が、人気の「A級スポット」でもなければ味わい深い「B級スポット」でもないけど、なぜかちょっと気になる「P級スポット」を調査する連載。メンズノンノ編集部の中林とともに「P級スポット調査隊」を結成し、これまで誰も注目してこなかったスポットを見つけるべく、いろいろな場所をゆる~く散策。第3回は日本初のドーム球場で、読売ジャイアンツの本拠地でもある東京ドーム周辺の「P級スポット」を調査していく!
東京ドーム周辺の「P級スポット」……礫川公園
最寄りの水道橋駅に集合するも、天気はあいにくの雨。それも第1回の「東京タワー周辺」を調査したときと同じく、かなりの土砂降りであった。「どちらかが雨男なんですかね」と大橋隊長に声をかけると、「いや二人ともかもよ…」と返答されてしまい、しばしの沈黙。気をとり直して調査を続けるも、結局は公園に行くことになり向かったのが後楽園駅の目の前にある「礫川公園」。イタリア・ルネサンス様式を参考にしたカスケードが公園のシンボルになっている。大橋隊長はそばにあった羊の彫刻の数が気になっていたようだった。目のつけどころがさすが…。次回は「六本木ヒルズ」周辺を調査予定。
大橋裕之
漫画家。1980年愛知県蒲郡市出身。2005年に自費出版漫画で活動をスタート。代表作に『太郎は水になりたかった』(リイド社)『シティライツ 完全版(上・下)』『音楽 完全版』『遠浅の部屋』(すべてカンゼン)などがある。2021年には『ゾッキ 大橋裕之 幻の初期作品集(A・B)』が、竹中直人・山田孝之・斎藤工を監督に迎えて実写映画化され話題に。
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