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連載漫画『ファイアパンチ』で度肝を抜かれ、『チェンソーマン』で驚き高ぶり、『ルックバック』で感涙。あらゆる漫画好きを虜にする作品を描き続ける漫画家・藤本タツキの魅力をひもとく!
まずはサクッとあらすじ
巷で大きな話題を呼んでいるけど、まだ読んでない…と二の足を踏んでいる人や、改めて読み返そうと思っている読者に、簡単に話を追いかけるあらすじを紹介!
藤本タツキ短編集
『17-21』
鬼才の原点が熱量そのままに詰まった新感覚オムニバス
人間を食べる宇宙人から身を隠すため、“僕”とアミはニワトリとして学校で暮らしていた。優しい宇宙人・陽平に保護されるが、雑食の宇宙人に見つかる(『庭には二羽ニワトリがいた。』)。大好きな女性教師・川口を神様とあがめる佐々木。突如、川口にフラれた恨みを晴らすために男が現れ、発砲するが…(『佐々木くんが銃弾止めた』)。生徒会長の伊吹は生徒会のユリに想いを伝える直前、通り魔や宇宙人にジャマされる。しかし強い信念で周りを圧倒していく(『恋は盲目』)。最強の殺し屋・シカクは、絶対死なない吸血鬼・ユゲルに「自分を殺せ」と依頼され、自分を認める彼に恋心を抱く(『シカク』)。
●作者が17〜21歳に描いた4編を収録。のちに『少年ジャンプ+』と『ジャンプSQ.』に掲載。続く短編集『22-26』も好評発売中。
ユリに告白したい伊吹の鬼気迫る様子に、地球を壊しにきた宇宙人も断念!(『恋は盲目』)
©藤本タツキ/集英社
Photo:Takahiro Idenoshita Composition & Text:Hisamoto Chikaraishi
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