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連載漫画『ファイアパンチ』で度肝を抜かれ、『チェンソーマン』で驚き高ぶり、『ルックバック』で感涙。あらゆる漫画好きを虜にする作品を描き続ける漫画家・藤本タツキの魅力をひもとく!
まずはサクッとあらすじ
巷で大きな話題を呼んでいるけど、まだ読んでない…と二の足を踏んでいる人や、改めて読み返そうと思っている読者に、簡単に話を追いかけるあらすじを紹介!
『ルックバック』
1巻完結
描くことで想いがつながる二人の少女の絆ともうひとつの未来
学年新聞に描く4コマ漫画と自分の才能に絶対の自信を持つ藤野。途中から連載を始めた不登校の同級生・京本の圧倒的な画力を目にした藤野は、打ちのめされ練習に励む。卒業証書を京本の自宅に届けた日、藤野は彼女の努力と自分への憧憬の念を知る。二人は一緒に作品を描き始め、「藤野キョウ」として漫画家デビューを果たすが、京本は美大に行く決意をし、決別。数年後、藤野は京本が美大で通り魔に殺された事件を聞く。彼女の死に責任を感じ苦悩する藤野。空の京本の部屋を訪れ、出会った日に描いた4コマ漫画を手にしたとき、もうひとつの運命の歯車が動きだす。
●『少年ジャンプ+』で2021年7月19日に公開された、全143ページの長編読み切り。
ライバル視していた京本から「ファンです」と言われる藤野。彼女だけが、自分以上に才能と努力を認めてくれていた人だと気づく。
©藤本タツキ/集英社
Photo:Takahiro Idenoshita Composition & Text:Hisamoto Chikaraishi
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