▼ WPの本文 ▼

女性を被写体とした数々のポートレートで知られる沢渡朔さん。鈴鹿からのラブコールにより実現した今回のセッションだが、沢渡さんが男性モデルを撮影するのはかなり久しぶりのことだそう。夕暮れどき、新宿・曙橋の街中を散歩しながらカメラを構える2人の姿は、年の離れた友人のよう。
take : 018
沢渡 朔 ── 写真家
Hajime Sawatari── Photographer
1940年、東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中より写真雑誌などでの作品発表を始め、日本デザインセンター勤務を経て、1966年よりフリーの写真家として活動。作品に『Nadia』『少女アリス』『昭和』など。
2人でシャッターを切っていた時間は流れが緩やかで心地よかった。──鈴鹿央士

衣装/すべて本人私物
鈴鹿央士
かっこよさの中に柔らかさを感じる、温度のある沢渡さんの写真に魅了されていました。いつか沢渡さんに撮影してもらいたいと思っていたのでうれしいです! 沢渡さんは撮影中もそれ以外の時間もずっと優しくて、僕の心まで温かくなりました。2人でシャッターを切っていた時間は流れが緩やかで心地よくて…。よいときを過ごせた気がします。
関係性をつくり上げる前のちょうどいい空気感を撮ることができた。──沢渡 朔

沢渡 朔
女性を撮ることのほうが圧倒的に多いので、若い男性を撮るのは本当に久しぶりで照れちゃいました(笑)。撮影前は「どんなふうにコミュニケーションを取ればよいのだろう」と緊張していたのですが、央士くんがいい人でよかった! 彼の持つ雰囲気に助けられながら、2人の関係性をつくり上げる前のちょうどいい空気感を撮ることができたと思います。


Hair&Make-up:Masaki Takada
▲ WPの本文 ▲
あの人が撮る鈴鹿央士「たゆたう」