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鈴鹿たっての希望でゲストにお招きしたのは、プリントした写真をコラージュし、ひとつの作品に仕上げるスタイルを持つ工藤佑斗さん。「仕上がりが想像できないからこその面白さがある!」と、鈴鹿は撮影中から楽しそうだった。
take : 012
工藤佑斗 ── 写真家
YUTO KUDO── Photographer
1983年生まれ。写真を「手で触れられるもの」と定義し、フィルムカメラで撮影した写真を自身で暗室に入りハンドプリントに仕上げることから、コラージュも自然とスタイルのひとつとなる。ファッションやカタログの分野を中心に活躍している。
ハンドプリントとコラージュは、「面倒くさいことをどれだけ丁寧にやるか」が大事。── 工藤佑斗
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工藤佑斗
鈴鹿くんは表情と動きにユーモアがあって、「こんなポーズがあったら面白そう」と思うポーズを言わなくてもやってくれたので、撮っていて楽しかったです。鈴鹿くんが僕と同じカメラを使っていることが発覚して、そのカメラを選んだ理由もどこか通ずるところがあって、そんな話をしているうちに鈴鹿くんの緊張感が解けていく感じも写真に写せたと思います。コラージュは、「面倒くさいことをどれだけ丁寧にやるか」が大事。今度は、ぜひ一緒に暗室に入りましょう!
どんなカットがどんなふうに使われるのか、仕上がりを見るのが楽しみ!── 鈴鹿央士
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鈴鹿央士
以前、偶然工藤さんの作品を拝見する機会があって、そのときにコラージュ作品に魅力を感じました。僕もフィルムカメラは好きなのですが自分で現像したことがないので、プリントの写真を切り貼りして1枚に仕上げることに惹(ひ)かれたんです。工藤さんに撮影してもらいたいとずっと思っていたので、ご一緒できてうれしかった! どんなカットがどんなふうに使われるのか、仕上がりを見るのが楽しみですし、今までの連載にはないようなページに仕上がりそうでワクワクしています。
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Hair & Make-up:hirokazu endo[ota office] Stylist:Yoshiaki Komatsu
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あの人が撮る鈴鹿央士「たゆたう」