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メンズノンノモデルとして過ごしてきた5年の月日を振り返りつつ、念願の表紙撮影を終えた直後の心境、そしてこれからについてじっくり話を聞いた。
メンズノンノでの5年間と、
これからの宮沢氷魚のこと
オーディションに34連敗して、この世界で初めてつかんだのがメンズノンノモデルでした。もう5年前になるんですね。何本くらい撮影したのかな。月5本として、300本はいってますね。なりたての頃は、なかなか仕事が決まらず悔しさのあまり電車に乗れなくなったり、モデルの同期が本誌で大きく取り上げられているのを見て、人知れず焦ったりもしました。メンズノンノモデルである以上、表紙は多分みんなめざしていると思います。僕も「いつか、いつか」と思いながらもやっぱりどこか「もしかしたらできないのかな…」と諦めそうになったこともあります。だから決まったときは本当に込み上げるものがありました。
コンディションを整えて臨んだ表紙撮影、スタジオの気迫がすごかった
でも、緊張感がありつつもそれに勝る楽しみな気持ちのほうが強かったですね。早くこの撮影日が来て、カメラの前に立っていい写真が撮りたいなって何日も前から思っていました。そうして迎えた今日ですが、スタジオに流れる気迫にあふれた空気がすごかったです。他の撮影ではその場で生まれるものを大事につくることもありますが、表紙に関しては前から仕上がりを考えて考えて、いろんなパターンを想定して、みんなで共有して、それに対して今日の僕がどう応えるかということが重要になります。だから普段以上に気合が入り10日以上前からコンディションを整えてきました。準備の部分で後悔したくなくて。例えば顔がもう少しシュッとしてたほうがよく撮れたんじゃないかみたいなことを後から思うのがすごく嫌なので、とにかくストイックに臨みました。メンズノンノモデル全員が表紙をできるわけではないとわかっています。だから責任感や僕なりの矜持を持って撮影しました。
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▶宮沢氷魚の魅力のすべて!⑪スペシャルインタビュー(後編)
ブルゾン¥78,000/WE WILL Tシャツ¥8,000/ラッド ミュージシャン 原宿
Photos:Saki Omi[io] Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Yoshiaki Komatsu Model:Hio Miyazawa
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