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大好きな人と一緒に住むこと。いつかは…という憧れはありつつも、未知の世界で不安を感じることもあるのでは? そんな人たちにおくる、僕らと同年代のカップルの暮らしを追ったルポ。二人で暮らすと、世界はより豊かで輝いて見えるはず!
長年の友達期間を経て結婚した二人
「カッコつけない素の自分を好きでいてくれる」
ローズさん(モデル/29歳)× 横田ひかるさん(モデル/28歳)
モデルとして知り合い、2023年12月に結婚報告としてSNSで発信した二人の写真がおしゃれとニュースに。ローズさんはOUR’sの活動に加えて、二人の日常を映すYouTubeのカップルチャンネルも更新予定!
お互いを知る時間があったから自然に惹(ひ)かれ合った
昨年発表されたおしゃれすぎるウエディングフォトが話題を呼んだローズさんと横田ひかるさん。憧れの夫婦の出会いは、高校生の頃。SNSを通してお互いの存在を知りつつ、その数年後に仕事で一緒になったことを機に、友達関係が始まった。
ローズ 数年たって実際に撮影で彼女に会ったとき「すごくかわいらしい人だ」って電撃が走ったんです。仕事後にLINEを交換して、すぐにご飯に誘いました。それから何度か友人も含めて会う機会があり、好きな気持ちが大きくなり告白をしました。だけど…。
ひかる 当時、私はパートナーがいたのでお断りをしたんです。ローズのことも恋愛対象とは見ていなくて、恋人の話は出なかったのでしていなくて…。
ローズ 好きすぎて、勝手に彼氏がいないと思っていて…。相当落ち込みましたし、彼女に気を使わせないように、僕から徐々に距離を置くことに。
ひかる ローズは出会ってからずっと優しくて、振る舞いも紳士的でした。最初の告白をしてくれたときも一途(いちず)な思いを自分の言葉で伝えてくれて、「この人はピュアで素直な人なんだ」と感じました。ひとりの人間として印象がよくて、やりとりが減っていっても心に残っていたんだと思います。私が前のパートナーと関係を解消することになり、しばらくしてローズとまた話がしたいと思って連絡をして。
ローズ 僕も人として好きなので、友達としてまた会ってもいいかなと思ったんです。でも会う機会が増えたら、好きな気持ちが再燃しましたね(笑)。
ひかる 友達の期間が長く、お互いをよく知っていたからこそ、再会を経て、飾らずに接することができたと思います。彼の気持ちに押されてというわけではなく、自然に惹かれ合っていって、つき合い始めました。
ローズ 2年越しの思いが実りました。
それからローズさんが頻繁にひかるさんの家に通い始め、1年がたつ頃に同棲(どうせい)するという流れになった。
ローズ 僕は長い間パートナーがいなくて、同棲も初めて。それまでどおりひとりの時間を大切にしたいなと思って、一緒に住むことに不安もあったけど…同棲、最高でした!(笑)
ひかる 実際に一緒に生活をし始めたら、料理をしたり動画を観たり、二人の時間と空間が楽だったみたいです。私は徐々にカッコつけなくなった素の彼が改めてすてきだなって思って。
ローズ 最初は嫌われたくなくてカッコつけていたんですけど(笑)、いつの間にか素になって、むしろそっちが好きって言ってくれてうれしかった。
ひかる 3年記念日で将来の話が出てから、お正月にローズの家族と集まったときに彼が「そのうち入籍します」って宣言して、私としてはいつプロポーズされてもいいなって。
ローズ 二人とも旅行が好きというのもあって、その年のひかるの誕生日に合わせてパリに行く計画をして、そこでプロポーズをしました。
ひかる ローズとつき合って、私は愛情表現をしてくれる人が合うって気づきました。自分がもともと気持ちを口にするタイプではなかったけど、今は私も恥ずかしがらずに好きって言えるようになったし、結果なんでも言い合える関係を築けて居心地がいい。
ローズ ひかるは僕から見ると口下手なところがあるけど、特別な日には必ず日々の思いを手紙という残る形で伝えてくれるんです。誕生日や記念日はいつも彼女の言葉に泣かされています。
思い出のアイテム
グッチのペアリング
絆を強くする初めて買ったアクセサリー
二人が人さし指にしているシルバーのリング。ブランドロゴや「Blind for Love」の刻印がかわいい。華奢(きゃしゃ)なタイプをローズさんが、太いモデルをひかるさんがつけて、さりげないペアに。
二人のROOM TOUR
リビングルーム
お気に入りの場所はアルモニアのソファ
モデルは「FRESTO」。オーダーメイドしたライトグレーとターコイズブルーのお気に入りのカバーを季節に合わせてつけ替えている。
トイレ
小物を生かして水まわりもおしゃれに
清潔感のあるプレーンなトイレの水まわりは、古本屋で見つけたアートブックやキャンドルなどを置き、“好き”を表現する空間にした。
部屋に癒しを与えるモンステラ
自然が好きな二人は、いくつもの観葉植物を部屋の彩りに。よく見に行くお店は二子玉川の「プロトリーフ ガーデンアイランド」。
Photos:Takahiro Idenoshita Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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