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2017年から6年以上、長い間メンズノンノを盛り上げてくれた岩上隼也が、この号でメンズノンノモデルを卒業する。旅立ちを前に、彼が今思うこと、メンズノンノで過ごした時間を振り返ってもらった。
メンズノンノモデル卒業インタビュー
岩上隼也
この時間のすべてが宝。
メンズノンノは僕にとって……憧れの場所で、ホームで、戦場で、そして間違いなく「宝物」。でも、悔しい思いもたくさんしました。
普通の学生だった僕が、最初にメンズノンノモデルのオーディションを受けたのは2016年。ファイナリストまで残ったのに落ちてしまって、発表の帰り道は悔しい気持ちでいっぱいで。でも、1年努力を続けて翌年合格。憧れたメンズノンノモデルの仲間入りができたことが本当にうれしかったです。だから仕事は常に全力で頑張ってきました。モデルの実力は服が似合うこと、も当然あると思いますが、メンズノンノには多岐にわたる企画があるので、それ以外の部分でも誠実に努力しよう、と6年間向き合ってきました。そういった経験から「自分の努力って周りに伝わるんだ!」ということが実感できた。こんなに長くメンズノンノモデルをやらせてもらえたこと自体がその証明になっていると自分では思いますし、ほかにも、『ONE PIECE』が好きというところから映像作品の取材に行かせてもらったり、趣味のバイクを取材してもらったり。声優の田中真弓さんにお会いできたのは一生の自慢です(笑)。
ファッションの撮影では、イチ学生だった自分が一流のプロの方々と一緒に仕事ができて、本当に貴重な体験でした。もともとシャイな性格だったんですが、プロの皆さんと働くことで、少しは積極的に自分のことを話せるようになったと思います。
また、思うようにいかないときも決めていたのは「とにかく初心を忘れずに、どの仕事も全力でやる」こと。これだけは今日の今日までブレなかった。今は、次は何に挑戦しようか考えている時期ですが、間違いなく、メンズノンノモデルの経験は、この先の人生で、どんなことがあっても生きると思います。6年間、僕を支えてくれ、輝かせてくれたスタッフの皆さん、そして応援してくれたファンの方、本当にありがとうございました。これからも、僕らしく頑張ります!
Photos:Yuhki Yamamoto Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Yoshiaki Komatsu Models:Shota Inoue Shunya Iwakami[Both are MEN’S NON-NO models]
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