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「凛としている」。
今回のゲスト高橋璃央の持つ雰囲気を、
中田圭祐はそう語る。
そんな高橋の今の表情を、
彼が地元・新潟から上京して
初めて住んだ思い出の街、蒲田で切り取る。
モデルの仕事への思いが
上京した理由のひとつ
中田: 早速なんだけど… お決まりのこの質問から始めよう! 最近、どうですか?
高橋: お仕事もプライベートも楽しくやれているという感じですね。
中田: それは何より! 今日は上京して初めて住んだという蒲田で撮影したわけだけど、地元はどこなんだっけ?
高橋: 新潟です。高校を卒業したタイミングで上京してきました。専門学校がこの近くにあって。
中田: どんな専門学校? モデル活動はそのタイミングから?
高橋: 映像制作とかを学ぶ専門学校でした。高校生の頃に、とあるモデルオーディションに出たことがあって、そのキッカケで今の事務所に所属したので、東京に出てきたのは芸能活動をやりたいからというのもありました。
中田: なるほど! じゃあもともとモデルや芸能の仕事をやるつもりだったんだね。
高橋: はい。オーディションのときに少しやったモデルとしての撮影がとても楽しくて、いいな、やってみたいなと思ったのを今でもよく覚えています。
メンズノンノモデルは
ずっと意識していた存在だった
中田: そこから、メンズノンノモデルになった理由は?
高橋: もともと『メンズノンノ』のオーディションは受けたいと思っていたんです。高校生のときから読んでいてカッコいいなと意識していた雑誌だったので、チャレンジしてみた感じです。
中田: じゃあずっと憧れだったメンズノンノモデルに、本当になれたわけだ。
高橋: はい、でもまだどこか不思議な感じです。雑誌で見てた人が横にいる! って(笑)。
中田: その感覚、懐かしいけどよくわかる! もう3年目だっけ? どう、『メンズノンノ』は?
高橋: はい。小方、栄莉弥、安西と一緒に 2021年に入って、もう3年目になりました。本当に学ぶことが尽きないですね。ここ1年くらいは、とりあえずいろんな動きをしていて、そのうえで写真を確認して「引き算」をしてみたりしています。
中田: 面白い! 企画にもよるけど、ポーズは足せばいいってものでもないし、正解がないもんね。僕らって基本的に『メンズノンノ』でしかモデルをしないし、スタッフさんも顔なじみの方が多いから、「この前のこんな感じで…」みたいなトライがしやすいのもある。
高橋: 本当にその通りです。見せ方って、無限にあるなと思うので、学びは止めずにいたいです。
「最近どう?」の
カウンター質問が飛び出す!?
高橋: あの、僕からも中田さんに「最近どう?」って聞いてみたくて…いいですか? 先輩とこうしてゆっくり話をする機会もなかなかないので。
中田: この質問を返されるの、初めてのパターンだ(笑)。そうだな…最近は、やりたくなったら全部やろう! と思ってる。言い訳とかせずに。緊張しいなんだけど、緊張も楽しみながらさ。どこか開き直って思い切ってやれた仕事には、手ごたえもあるし、周りからの評価もいいんだよね。
高橋: なんだか「解放」するって感じ、いいですね! こういうことをすごく聞きたかったんです(笑)。先輩に「仕事忙しそうですね」とかは聞けるけど、「最近なに考えてますか?」って聞くのはなかなか難しいから、質問できてよかったです!
中田: それならよかった(笑)。璃央は、プライベートとかはどう?
高橋: 登山がしたいですね。この間、低めではあるんですけど山に登って、「五感」でいろいろなものを感じられるのがいい時間だなって思いました。
中田: 匂いや音、路面のコンディションを感じるのもよさそう。いいね、登山!
高橋: 都心のネオンや人混みが苦手なんで、山とか自然の中にいるとリラックスできるんですよ。どちらかというと、地元の新潟の雰囲気に近いからかもしれません。ここ蒲田も、都会すぎない街でよかったです。
中田: 商店街やアーケードはあるけど、ちょうどよい街の雰囲気だもんね。
メンズノンノモデルの
理想的な関係性とは
高橋: 中田さんが入った頃といま、『メンズノンノ』って変わってますか? モデル同士の関係性とか。モデル仲間へのライバル心って、どこまで持つべきなんだろうって考えていて。
中田: モデルによって自分のスタイルはそれぞれだからね…。もちろん「あいつカッコいいな」っていうリスペクトを持ちつつ、どこかには「俺も負けたくない」って気持ちも持っておきたいよね。
高橋: やっぱり、仲は良いけどちゃんとライバルでもあるっていう関係が理想ですよね。中田さんは、後輩ができてなにか変わりましたか?
中田: 変わらないかも。後輩キャラが長かったからか、今でも先輩って感じは何だか違和感がある。だから、後輩からガンガン来てくれると嬉しいよ(笑)。
高橋: 誘っていただけるのは嬉しいのに、僕はなかなか自分から行けないタイプで…。でも、ご飯も仕事も、何事も受け身ってよくないですね。
中田:どうしてもモデルも役者も、職業柄受け身な部分があるかもしれないけど、積極的な姿勢は持ちたいよね! ところで、『メンズノンノ』での今後の目標はある?
高橋: 何年か前に、成田さん・宮沢氷魚さん・中川さん・仁さん、そして中田さんというメンズノンノモデルだけの5人で表紙をやっていましたよね。いつか同世代でああいう表紙をやりたいです!
中田: あったあった!やっぱり表紙は目標だよね。
高橋: はい、モデルなら誰でも目標のひとつですよね。あとは、同期の3人(小方、栄莉弥、安西)と一緒にがんばりたいです。会社員でもないのに切磋琢磨できる同期がいるって、面白いし、とても貴重だと思うので。
中田: 本当、メンズノンノモデルの仲間って、「戦友」という言葉がぴったりの大事な存在だよね。
NAKATA’s comment
「改めて、『きれいな顔だな』と思いました。撮影しながら、つい璃央にも言っちゃうくらい(笑)。爽やかなんだけど、どこか強さもある璃央の目も印象深かったです。もの静かでクールなタイプかと思っていたけど、みんなでご飯に行ったりワイワイしたりするのも好きだという一面を知ることができて、意外だしかわいらしいなと(笑)。自分の見せ方についてもたくさん考えているようで、モデルとして頼もしい存在だなと思いました!」
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