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就活スーツといえばブラックが定番だけど、もともとはネイビーが一番フォーマルだって知ってた? そのへんの事情を知りつつ戦略的に使い分けると、就活にも絶対有利だ!
BLACK
を選ぶ就活生
約70%
「ブラックが就活スーツの定番となったのは、就職氷河期といわれていた2000年代前半の頃。簡単にいうと、就活のためだけのスーツだともったいない=費用対効果が悪いため、後に冠婚葬祭などにも応用できるブラックを選ぶ人が増えたためです。今では大多数がブラックを選ぶので、いわゆる無難な色として親しまれています。"間違いのない色"であることは確かですが、その半面印象が薄くなる可能性も。ちなみに医療系の会社の場合、黒は縁起の悪さを感じさせるのであまり好まれないようです」(ザ・スーツカンパニー 前田功太さん)
A.ブラックと相性のいい
赤いネクタイで"自信"をアピールしてみる
同じブラックのスーツでも少し攻め気を見せるなら、自信の表れを感じさせる赤のネクタイをチョイス。シルエットは細身で高見えする高級生地を使用。印象の違いはご覧のとおり。
スーツ¥28,000・シャツ¥2,800・ベルト¥2,800(すべてザ・スーツカンパニー)・靴(ザ・スーツカンパニー×パコミラン)¥19,000/ザ・スーツカンパニー 銀座本店 タイ¥9,000/フェアファクスコレクティブ
B.ブラックスーツに
ブルーのレジメンタイの鉄板就活スタイル
学生のリアルな声をもとに開発された、就職活動のための究極のスーツ。縦横どちらにも伸びるストレッチ生地や自宅洗濯可能であること以外に、高い通気性や花粉ブロックと様々な機能を装備。定番のレジメンタイで、最もベーシックな就活スタイルが完成。
スーツ¥29,000・シャツ¥4,990・タイ¥4,990・靴¥12,900(すべてレミュー)/AOKI 本社お客様相談室 バッグ(ポーター)¥53,500/吉田
NAVY
を選ぶ就活生
約25%
「誠実さと清潔感を感じさせる代表的なスーツがネイビーです。ブラックが主流になる前はこちらが圧倒的多数でした。面接官の方が40歳以上だとすれば、こちらのほうが正しい就活スーツと記憶している人も多いはずで、ネイビーのスーツを清潔感をもって着こなしていると『この子はわかっているな』と思われるかもしれません。それに就職後に仕事で一番重宝するのがネイビーのスーツだということを考えると、費用対効果も決して悪くない。理想はブラックとネイビーを両方そろえて使い分けることですね」(ザ・スーツカンパニー 前田功太さん)
A.細身のシルエットと
ミニマルなドットタイでモダンさを意識
逆にいうとネイビーのスーツはコンサバな印象にもなりがち。個のアピールが求められる会社なら、このくらいモダンにまとめてもOK。
ジャケット¥32,000・シャツ¥9,800・パンツ¥16,000(すべてアバハウス)・ベルト(リーセンシィ オブ マイン アバハウス)¥13,000・靴(ジャラン スリウァヤ×アバハウス)¥34,000/アバハウス 原宿 タイ¥9,000/フェアファクスコレクティブ
B.相手を選ばない
最も安心できるスタイルがコレ!
紺のスーツにレジメンタイ。世代が上の相手にとってはこれが一番誠意あるスタイルだということを知っておきたい。ストレッチ性の高いスーツはスペアパンツが付属。簡単な汚れならシャワーで洗い流すことができる便利な1着。
スーツ¥28,000・シャツ¥3,800・タイ¥2,800/スーツセレクト渋谷明治通り 靴¥20,000/アルフレッド・バニスター 代官山店 ベルト/スタイリスト私物
今回いろいろ教えてくれた人
ザ・スーツカンパニー
ららテラス武蔵小杉店
マネージャー
前田功太さん
現場で数多の就活生の相談に乗ってきたスーツのプロフェッショナル。"就活スーツ"の選び方の本当のハナシを教えてもらった!
Photos:Kosuke Matsuki Hair&Make-up:Narumi Tsukuba Stylist:Masanori Takahashi Models:Taiki Nomura Yudai Toyoda[They are MEN’S NON-NO models] Composition & Text:Jun Namekata[The VOICE]
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