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「お金のことがわからない」「なぜか
実は、意外と簡単なんです!
お金を増やすために、
新NISAを始めてみよう!
今年から制度が一新されたNISAは、20代から始めるメリットがたくさんあるらしい!
教えてくれたのは…
金融教育家
塚本俊太郎 先生
金融リテラシーや資産形成について講演などを行う金融教育家。金融庁の金融教育担当として高校での金融経済教育指導教材や小学生向け『うんこお金ドリル』の作成を担当した経験も。
そもそも新NISAとは…?
投資の利益に税金がかからなくなる制度!
普通は投資で得た利益には約20%の税金がかかるけれど、新NISAを使うと税金ゼロ! 1年間に360万円、最大で1,800万円まで投資できます。生涯の投資額は大体の人がこの範囲内に収まるはず。旧NISAでは非課税期間がある程度で終わっていたけれど、新NISAでは無期限。これから投資する期間が長い若者にはありがたい新制度です。投資と聞くと毎日株価をチェックして売買するイメージがあるかもしれませんが、新NISAはほったらかしでOK。特につみたて投資枠で買える金融商品は、長期保有向きの分散投資ができている投資信託に限定されています。たくさんの銘柄に分散投資しているので、ひとつの株式の調子が悪くても影響は限定的です。景気の波は10年サイクルといわれていますが、長期で保有すればその波を乗り越えながら、増えていくことにつながります。
まずはつみたて投資枠からスタート!
放置OKで失敗しにくい
完全ほったらかしでも大丈夫なのがこの枠。新NISAの基本である「長期・積立・分散投資」が簡単にできるので、まずはこちらからスタートするのがおすすめ。投資対象商品は、初心者向けの282銘柄(2024年2月末時点)に絞られていて、どれを選んでも失敗しにくいのもいいところ。1万円程度の無理のない額で投資を始めても、30年後には結構増えているはず。過去のデータ見ると、ほとんどがプラスになっています。
投資をステップアップさせるor
つみたて投資枠の拡張に
成長投資枠は、つみたて投資枠よりも選択肢が広く、自由度が高い。ただ、個別の株式は毎日のニュースや決算を追う必要があるため、初心者にはハードルが高い。知識をつけ、興味が湧いたら少額でトライしてみてもいい。より王道的な使い方は、つみたて投資枠を満額使っていてさらに余力がある場合に、成長投資枠で同じ銘柄を購入し、実質「つみたて投資枠」の拡張として利用する方法。
口座開設はスマホで10分!
20代にはスマホで簡単に手続きができ、投資対象が豊富な楽天証券やSBI証券などのネット証券がおすすめ。ただし、NISA用の口座は一人ひとつしか持てないので注意。
Illustrations:Okuta Composition & Text:Miki Higashi
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