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かねてより中田圭祐が
「フォトジェニックな存在」だと感じていた、
安西一真が今回のゲスト。
その安西自らが店長を務めるカフェのある
千葉県・稲毛区で、彼の現在地を写真に収めた。
まさに”ご縁”があって
メンズノンノモデルに
中田: まずはこの連載お決まりの質問からなんだけど、最近、どう?
安西: モデルの仕事もですが、昨年から店長としてスタートさせたカフェの仕事の道筋がついてきて、いい感じです。
中田: カフェのことは後でじっくり聞かせてもらおうと思っているんだけど(笑)、メンズノンノモデルになってからは何年経つんだっけ?
安西: もう3年目になりました。小方、栄莉弥、高橋璃央が同期ですね。
中田: あっという間に3年かあ。もともと、どういう経緯があってメンズノンノモデルになろうと思ったの?
安西: ホテルに就職して普通に働いていたんですけど、ご縁があってメンズノンノのKANADAさんの連載『東京hair DO!!!!』に出させてもらえて。それキッカケでいまの事務所に入り、モデル業にチャレンジしてみたいと思って、メンズノンノのオーディションを受けた感じです。
中田: そうだったんだ! 本当にご縁があって、って感じなんだね。だってロン毛のこの感じの子が普通にいたら、そりゃあカッコいいもんなあ(笑)
安西: いやいや。でも、モデルの現場は本当に楽しいですね。いいご縁に恵まれました。
とりあえずやってみよう! と
まずはチャレンジしてみる
中田: さてさて、今日は千葉県は稲毛区での撮影ということで。安西のカフェがある街に来ました。
安西: わざわざ来ていただいて、本当にありがたいです。
中田: なんだか、東京で感じるような”せかせか”した感じのない街の雰囲気が素敵だよね。そこに安西の唯一無二の雰囲気と顔立ちがすごく合ってて、撮りやすかったよ。
安西: 本当ですか?(笑)
中田: 本当だよ(笑)。撮っててテンションあがったし、心地いい時間だった。最近はカフェに集中、という感じ?
安西: そうですね、モデルの仕事のとき以外は。平日は11時から15時までランチで、18時から22時までディナー営業。土日祝日は、11時から22時まで通し営業でやっています。
中田: なるほど。モデル以外でもやりたいことが、見つかったんだね。いい顔してるもん。でも、カフェをやろうってなかなかいきなり思わなくない?
安西: 実は以前も、千葉の別の場所で友人とカフェの間借り営業をしていたことがあったんですよ。たまたまバイト先で意気投合した子が、急に誘ってくれて。僕もそれに二つ返事で乗ったんです。そういう経験もあったので、昨年知り合いと一緒にこのカフェをスタートさせました。
中田: すごっ! 周りとの縁やつながりもそうだし、最初にカフェをやってみる行動力も。
安西: とりあえずやってみよう! とまずその環境に飛び込んでみて、そこから頑張って、勉強したりチャレンジしてみることが多いかもしれないです。
中田: その感覚、めっちゃいいね! もしかしたら不器用なのかもしれないけど、まずやってみることで状況が動いていくことってあるし、自分に身につくこともある。なによりそういう経験って、かけがえのないものになるよね。
お店のことを考えている時間が
最近はとても幸せ
中田: モデルも3年目ということで、なにかメンズノンノでやりたいこととかある?
安西: そうですね…。競馬場で、正装した感じで撮影してみたいです!
中田: 競馬が好きなの?
安西: 競馬が好きなのもそうですし、競馬場で砂をならすバイトをしていたことがあって。馬はとても純粋な目をしていて、一生懸命な姿に感動するんです。競馬には歴史とロマンが詰まってます!
中田: なるほど! 安西は本当にいろんな経験をしているんだね。そんな安西と話したくてお店にくるお客さんも、きっといるはず。カフェの仕事での次の野望は?
安西: 今、ウイスキーの勉強をしていて。ワインでいう「ソムリエ」みたいな資格が、ウイスキーでは「コニサー」っていうんですけど、それを取りたくて。
中田: 奥が深いだろうけど、楽しそう。もっとお店が充実するね。がんばって! そして次に会うときには、おいしいウイスキーをおすすめしてよ(笑)
安西: 実現するための試行錯誤とかはとても苦しいものもありますが…お店をどうしていくかということを考えているときはすごく幸せな時間なので、がんばります。
他のモデルにはない
安西ならではの強み
中田: 最近のメンズノンノモデルってさ、モデル業に励むか、モデルと役者を両立していくって人が多かった。でもそうでなくて、モデル以外にこのカフェの仕事があるっていうことは、安西だけの強みだと思う。趣味程度でやるだけでは分からない、モデルの仕事とは別の大変さも、達成感もきっとあるだろうし。
安西: そうですね…! そんな経験を、モデル活動に還元していけたらいいと思ってます。
中田: モデルとは全然違う仕事もしている存在がいることって、「メンズノンノモデル」という集団の在り方としてもいいと思うんだよね。あとは逆に、モデルの経験がカフェでの仕事に活かせているところってある?
安西: もともとは、人前で緊張することが多かったし、それどころか人と話すのも得意じゃなかったんです。でも、撮影現場を経験することで、慣れたり克服できた部分もあって。今そのおかげもあり、お客さまや仕入れ先の人とうまくコミュニケーションが取れているのかもしれないですね。
中田:わかるわかる。俺もモデルになりたてのときは、緊張してばかりだった。でも撮影現場をこなしていくと、ちょっとした度胸がつくというか、やっぱり変わるよね。年上のプロの方との現場にもまれて、少し強くなっていけるような。
安西: はい、結構変われたと思います。モデルの現場でもこのカフェでの仕事でも、関わる人たちの幅が広くて面白いです。
中田: なんかさ、写真撮っててもこう話してても、あまり悩みとかなさそうだよね、ある意味。もうやるだけだ! みたいな(笑)。
安西: いや悩みはありますよ(笑)。でもまあ中田さんの言うとおり、やるだけです! がんばります。
NAKATA’s comment
「メンズノンノに入ってきたときから、安西が写真を撮られる姿とアンニュイな雰囲気に惹かれるものがありました。実際に撮ってみるとやっぱり撮りがいがあるし、撮影している側をそそるような、いい表情をしてくれましたね。去年の夏に撮影で一緒だったとき、このカフェの準備をしていると聞いたことがあったんです。そのカフェが無事にオープンして、そこでしっかり奮闘している安西の姿が見られてよかった。安西の姿勢が、すごくよかったのが印象的。今度はゆっくりウイスキーを飲みに来たいと思います(笑)」
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